【ONE72】パンダ=シィォン・ヂィンナンの初防衛戦は上海~北京を経て、マカオに落ち着く
【写真】1月に獲得したベルトの初防衛戦を最終的にマカオで行うこととなったシィォン・ヂィンナン (C)MMAPLANET
30日(水・現地時間)、ONE Championshipより6月23日(土・同)に中華人民共和国マカオ特別行政区のザ・スタジオシティ・イベントセンターでONE72「Pinnacle of Power」を開催し、ONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン×挑戦者ラウラ・バリンミャンマー、ONE世界フライ級王座統一戦=正規王者アドリアーノ・モライシュ×暫定王者ジェヘ・ユースタキオを組むことを発表した。
この2つの世界戦、当初の予定は5月26日に上海のオリエンタル・スポーツセンターで「Battle for the Heavens」というイベント名で開催されることが決まっていたが、5月に入るころにカレンダーから消滅。その代わりのように6月16日の北京大会が組み込まれていたものの、この話も立ち消えとなりマカオ大会の開催がアナウンスされた形だ。
いずにせよ、パンダの愛称を持つシィォン・ヂィンナンは北京出身で、ホームゲームでアルゼンチン人ファイターと初防衛戦を戦うこととなる。
またフライ王座統一戦を戦う両者は2014年9月に王座決定戦として対戦経験があり、この時はモライシュがギロチンチョークでエウスタキーオを下している。
「僕がただ1人の世界チャンピオンで、タイトルを防衛するために戦う。僕らは以前に対戦しているけど、ユースタキオのスタイルは好きだよ。そして、前回の試合から彼が物凄く成長していることも知っている。ただし、自分の方がより完璧なマーシャルアーチストであることを証明するよ」と、モライシュがマカオ大会での再戦についてコメント。
一方、ユースタキオも「チャンピオンは1人。そして僕がフライ級王座を統一する。前回の試合から、どれだけ成長したかを証明するつもりだ。モライシュも進化しているけど、僕だってそう。この試合で勝利する自信は、これまで以上にある」と意気込みをプレスリリースに寄せている。