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【HEAT42】詳細─01─異次元MMA=空中殺法を引っ提げ、ミシェウ・ペイレイラが51秒TKOで日本デビュー

Santos, Danilo & Pereira【写真】パンクラスで2連勝中のトム・サントス、ダニロ・ザノリニと共に。強力なブラジリアン軍団が形成されつつある(C) MMAPLANET

27日(日)に愛知県刈谷市の産業振興センター内あいおいホールでHEAT42が開催された。ウェルター級初防衛戦を行う予定だった王者ソン・ソンウォンが負傷欠場し、ミシェウ・ペレイラは代役のキム・ソンフンとキャッチ戦で対戦となり、日本初披露となった空中殺法を展開した。


<80.5キロ契約/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R0分51秒by TKO
キム・ソンフン(韓国)

400グラム・オーバー規定より100グラム重かったペレイラの体が大きい。キャリア4勝6敗のキム・ソンフンはいきなり右ストレートを打たれ、気勢をそがれる。この一発で萎縮したキム・ソンフンが下がると、ペレイラは勢いをつけて走り出しケージを蹴り上げると、ジャンプしてキム・ソンフンに蹴りを狙っていく。

Pereira着地し左ジャブから右前蹴りを入れたペレイラが下がったキム・ソンフンを追いかけ、またもケージを蹴って攻撃しようとする。空中のペレイラに右ストレートを狙ったキム・ソンフン。かつて見られたことがないMMAが展開され、観客がどよめく。一度距離を取ったペレイラにキム・ソンフンが右を当てる。

右に回りながら、ケージ中央を取ったペレイラが左ボディアッパーを打ち込む。この一撃で後方に倒れ込んだキム・ソンフンに近づいたペレイラは、レフェリーが割って入ると同時に背中を向けてバク宙、レフェリーとキム・ソンフンを飛び越えて着地しパウンドを狙う。即レフェリーの制止に合い僅か51秒でTKO勝ちを手にした。

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