【Pancrase296】トム・サントス、冨樫を右ストレート&右フックでKO!! 「クメ、カカッテコイッ!!」
<ライト級/5分3R>
トム・サントス(ブラジル)
Def.1R3分43秒by KO
冨樫健一郎(日本)
飛び前蹴りを見せたサントスに対し、冨樫は得意の右ジャブを伸ばす。サントスはサウスポーの冨樫に右ミドルを放ち、スイッチして左前蹴りを見せる。鋭い右ローを蹴り込んだサントスが、冨樫の前足を削っていく。右足を蹴られ、姿勢が乱れる冨樫が前に出るがサントスはバックステップでかわす。サントスの蹴りが急所に入り、試合が中断。
険しい表情を浮かべた冨樫は、再開後に左ストレートを狙う。リーチで劣る冨樫だが、前に出てワンツーの左を当てる。サントスは右ジャブに右ストレートを合わせ、冨樫が後退する。必死に踏み止まった冨樫が組みに行くが、切ったサントスが右フックをアゴに打ち抜く。もんどりうつ様に冨樫が崩れ、試合は決した。
「クメ、カカッテコイ。トム・サントス、パンクラス、チャンピオン。チームのお陰、神様のお陰。プロファイターとしてしっかり戦って結果を残したい。ジャパァオン、アリガト」とサントスは久米への挑戦をアピールした。