【Bellator202】ドゥドゥ・ダンタス×マイケル・マクドナルド、実現!! メインは女子フライ級世界戦
【写真】前ベラトール世界バンタム級王者と、UFCタイトル・コンテンダーの戦い。非常に楽しみだ (C)BELLATOR
今週末28日(土・現地時間)にイリノイ州ローズモントのオールステイト・アリーナでBellator198「Fedor vs Mir」を開くベラトールが、23日(月・同)に7月13日(金・同)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノ&リゾート大会の開催を発表した。
「Budd vs Nogueira」と銘打たれた同大会のメインは、ジュリア・バッドとタリタ・ノゲイラの世界女子フェザー級選手権試合だ。昨年3月にマルース・クーネンを破り同王座を獲得したバッドは、昨年12月にアーリーン・ブレンコウとの距離の探り合い的な一戦で初防衛に成功し、今回が2度目の防衛戦となる。
対するチャレンジャーのタリタ・ノゲイラは柔術ベース、2011年のムンジアル女子・茶黒帯ミディアムヘビー級の世界王者だ。この時点で彼女は既にMMAを経験しており、2013年まで5勝0敗、5つのフィニッシュという結果を残している
その後ベラトールと契約を果たし、2015年2月にバッドと対戦予定だったがヒザの負傷で長期欠場へ。2016年11月のクーネン戦では計量失敗で対戦を拒否され、昨年8月にようやく本来戦う相手が負傷欠場し、代替出場となったアマンダ・ベルとベラトール初陣を戦った。
小手投げからトップを取り、パスを決めて上四方で抑えると、最後はスクランブルからバックを取ってRNCで一歩勝ちを手にした。
この1試合で世界挑戦権を手にしたノゲイラは、バッドの捌く打撃に対して如何に距離を掴めるか──というチャレンジになるだろう。
そんなメインの世界以上に注目されるのが、マイケル・マクドナルトとドゥドゥ・ダンタスのバンタム級戦だ。2度のベラトール世界バンタム級王者が、昨年10月にタイトルを失い迎えた再起戦でUFCから籍を打ちして2戦目のマクドナルドと戦う。
サークルケージ初陣では体重オーバーしたマクドナルドは、試合でも拳を折るという厳しい状況のなかピーター・リジェに勝利を収めることができた。暫定ながらUFC世界王座に挑戦経験のあるファイターと、ベラトールのトップどころとの対戦は、常に勝負論掛かった特別な一戦となる。
ドゥドゥの懐に入らせない打撃と、組んでからのバック奪取&コントロールが元UFCトップだったマクドナルドに通じるのか。その一点だけでも、十分な見所となる一戦といえる。
■ Bellator198対戦カード
<ヘビー級GP1回戦/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
フランク・ミアー(米国)
<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
サム・シシリア(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
ハビエル・トーレス(メキシコ)
<ミドル級/5分3R>
ラファエル・ロバトJr(米国)
ジョン・ソルター(米国)
<175ポンド契約/5分3R>
ディロン・ダニス(米国)
カイル・ウォーカー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
アーメンデル・キャメロン(米国)
PJ・カヒガス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ダン・スティッジン(米国)
マーク・ストッダード(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
エリック・ワイズリー(米国)
モーガン・シッキンジャー(米国)
<ミドル級/5分3R>
パット・ポール(米国)
ブライアン・ブース(米国)
<フライ級/5分3R>
ジョーイ・ディアル(米国)
ネイト・ウィリアムス(米国)
<ライト級/5分3R>
トム・ショーフ(米国)
マイク・バドニック(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ベネット(米国)
ダスティン・スタース(米国)