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【KSW44】クレベル・コイケがフェザー級王座奪回へ、マルチン・ロゼクと再戦

Kleber Koike【写真】昨年5月の再現、歓喜のタイトル奪取となるか。クレベルの大勝負再び (C)KSW

23日(月・現地時間)、KSWより6月9日(土・同)にバルト海に面した港湾都市グダニスクのエルゴ・アリーナで開催されるKSW44「Bedorf vs Pudzianowski」にクレベル・コイケが出場し、マルチン・ロゼクとのフェザー級王座決定戦に臨むことが発表された。


昨年5月のスタジアム大会=KSW39で5万人以上の観衆の前でロゼクに判定勝ちし、クレベルはKSWフェザー級王者に一度は就いている。しかし、リベンジと初防衛戦を兼ねた昨年12月のアルトゥル・ソウィスキ戦でまさかの計量オーバーで、ベルトを剥奪されキャッチウェイト戦となった試合をRNCで一本勝ちしている。

現地に行く前に聞かされていたホテル事情──バスタブの有無など、話が違ったこともあり体重を落とし切れなかったクレベルは捲土重来を期して、再度ベルト奪取を掛けてロゼクと戦う。

王座を失った後のロゼクはロマン・ジュマンスキを破り再起を飾り、恐らくはソウィンスキが14日のワルシャワ大会でフランスのサラディーヌ・パルナスに完敗を喫したことでタイトル挑戦に当確ランプが灯ったことが予想される。

Kleber vs Wrzosek前回の試合では打撃で圧された感のあるクレベルだが、初回と勝負が掛かった3Rにしっかりとバックマウントを奪い切り判定を勝ち取ることができた。今回は3回戦でなく、長丁場の5Rマッチ。TUF22出演&UFCベテランのロゼクは寝技に付き合わない脱KSW的な試合を心掛ける部分もあるだけに、2度は山場が訪れるといわれる25分間の試合でいかに疲弊せずスコアリングができるか。互いにとって戦術&ペース配分が重要、勝負の鍵を握ってきそうだ。

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