【RFC46】ライト級T準決勝でトーレスと対戦するザフロフ「ミスが敗北に直結する」
【写真】ホニ・トーレスの柔術に対して、テイクダウンから殴ると宣言したシャミール・ザフロフ(C)MMAPLANET
10日(土・現地時間)にROAD FC46が韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催される。
同大会でロードFCライト級トーナメント準決勝=ホニ・トーレス戦のためにソウル入りしたシャミール・ザフロフに話を訊いた。
――ソウルに入って、現在の体調はいかがですか。
「心身ともに完璧だ。全てにおいて問題がない。とても良い仕上がりだよ」
――それだけキャンプも順調だったということですね。
「キャンプは2度行った。最初はチェチェン共和国のグロズヌイで所属しているチーム・アクマットで行い、2度目のダゲスタンで自分の生徒とやってきた」
――これまでロードFCライト級トーナメントの試合を3度戦ってきましたか、何か今回の準決勝に向けて修正してきたことはありますか。
「ない。ケガもなかったし、準々決勝までしっかりと戦うことができている。ホニ・トーレスは柔術が強い。テイクダウンからサブミッションを狙ってくるに違いない。私はレスリング、打撃、グラップリングの練習をしてきた。抜かりはないはずだ」
――ホニの柔術に対して、その打撃、レスリング、グラップリングのどの要素で対抗しようと考えていますか。
「打撃だ。打撃でボコボコにする。まずは立ち技でパンチを入れて、テイクダウンを決める。それからパウンドで殴り続ける。ただ、ホニ・トーレスは穴のないファイターだ。これまでの3試合、全て初回でサブミッションを極めている。
だからじっくりと15分戦って、ヤツの弱点を炙り出していくつもりだ。打撃がどれほどのモノか分からないし、とにかくヤツのブラジリアン柔術には注意している。そのためにレスリングとグラップリングをやりこんできたんだ。
この試合では、ミスは敗北に直結する。反対に相手のミスを上手く衝いた方が試合を支配することになるだろう。絶対にシリアスなバトルになるに違いない」
――もう一方の準決勝、マンスール・ベルナウイと下石康太選手の勝者と決勝で戦うことになります。
「ベルナウイが勝ちあがってくるだろう。彼はM-1とBAMMAでライト級王者になっていて、シモイシより実績も上だ。私自身シモイシのことより、ベルナウイの方をより知っている。若さも武器になるだろう。いずれにせよ、ベルナウイと決勝で戦おうが、トーナメントで優勝するのは私だ」
■Road FC46対戦カード
<ライト級T準決勝/5分3R>
ホニ・トーレス(ブラジル)
ジェミール・ザフロフ(ロシア)
<ライト級T準決勝/5分3R>
下石康太(日本)
マンスール・ベルナウイ(フランス)
<75キロ契約/5分2R>
ホン・ヨンギ(韓国)
オム・テウン(韓国)
<バンタム/5分2R>
パク・ヒョングン(韓国)
ムン・ジンヒョク(韓国)
<無差別級/5分2R>
キム・ジェフン(韓国)
ホ・ジェヒョク(韓国)
<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ(中国)
ジャン・イクファン(韓国)
<Road FCフェザー級次期挑戦者決定戦/5分2R>
キム・セヨン(韓国)
イ・ジョンヨン(韓国)
<ミドル級/5分3R>
キム・ネチョル(韓国)
ファン・インス(韓国)
<無差別級/5分2R>
マ・アンディン(中国)
濱田順平(日本)
<フェザー級/5分2R>
パク・ヘジン(韓国)
チョ・ビョンオク(韓国)
<ライト級/5分2R>
ファン・ツェンユー(中国)
ミン・ギョンチョル(韓国)
<ミドル級/5分2R>
イム・ドンファン(韓国)
キム・ヒョンミン(韓国)