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【UFC222】打撃×テイクダウン・アテンプト、後者でジョンソンがミルステッドをスプリットで破る

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ジョンソン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
アダム・ミルステッド(米国)

昨年2月の前十字靭帯損傷から復帰戦、ヘビー級から階級を下げての仕切り直しの一戦を迎えたミルステッド。アイオワ大出身、D-1レスラーでキャリア8連勝中のジョンソンは右ローから前に出るが、ミルステッドが左右のフックを放つ。ミルステッドは左ジャブを伸ばし、右ストレートにつなげる。ジョーダンが組んでもミルステッドは離れ、左ローを入れる。続いて右オーバーハンド、右フックをヒットさせたミルステッドは、ジョンソンのダブルレッグを切って右フックを打ちこむ。

ジョンソンはシングルでケージにミルステッドを詰めてボディロックに移行するが、右エルボーを受けて離れる。残り1分、ショートフックを放ってケージにミルステッドを押し込んだジョンソンは、最後までテイクダウを取ることはできなかった。

2R、引き続きパンチで圧力を掛けるミルステッドにジョンソンはボディフックからクリンチへ。太腿に鉄槌を落としつつテイクダウンの機会を伺うジョンソンが一旦離れてシングルにスイッチ。ここも倒しきれずミルステッドの右フックを2発被弾する。

ケージにミルステッドを押し込んだまま、再び太腿に鉄槌を入れるジョンソンだがレフェリーがブレイクを命じる。すぐにダブルレッグからバックに回ったジョンソンが、ミルステッドが胸を合わせてくる。残り30秒でブレイクを命じられものの、打撃戦で大きな展開は見られなかった。

最終回、ジョンソンのローに右を合わせたミルステッドは、続くクリンチにヒザを入れて離れる。右オーバーハンドを放つミルステッドだが、ジョンソンがワンツーからここも組んでいく。ミルステッドがスプロールし、打撃の距離に。ジョンソンが左フックを当てる。ミルステッドもすぐに打ち返したが、ダブルレッグでテイクダウンを奪われる。左腕を差さして立ち上がったミルステッドはヒザ蹴りをボディに。ジョンソンはミルステッドの左足を抱えて大きくリフトするも、テイクダウンは奪えず。最後はミルステッドがショートフックをまとめた。

結果は常にテイクダウンを狙い続けたジョンソンが、スプリットの判定勝ちを収めた。

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