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【ONE66】竹中大地、復帰即→海外=ONEでキム・デフォン戦

Daichi Takenaka【写真】負傷明けで海外を選んだ竹中、勝負に出るということか (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、ONE championshipの公式SNSより23日(金・同)にミャンマーはヤンゴンのトゥウンア・ナショナルインドアスタジムにおいて開催されるONE66「Quest for Gold」にパラエストラ和泉の竹中大地が出場することが発表された。


元プロ修斗環太平洋フェザー級王者の竹中は、2013年に新人王に輝き、無敗のまま2016年3月に同王座を獲得。その3カ月後にVTJで2度目の国際戦を初回、RNCで勝利したが、練習中に前十字靭帯損傷により長期欠場が決まりタイトルを返上していた。

関西MMA界において、誰もが軽量級ナンバーワンの実力者だと口を揃える竹中は昨年中にプロ練習にも復帰し、いつ復帰戦が行われるかと思われていたが、修斗でなくいきなりのONEへの出場となったのは驚きだ。

竹中のONE初陣の相手は世界王座挑戦経験もある韓国のキム・デフォンだ。近々の試合では昨年11月にラアンドロ・イッサに判定負けを喫しているが、それがキャリア2敗目で最初の黒星の相手に至っては世界王者ビビアーノ・フェルナンデスだった。

ムエタイ出身のストライカーのキム・デフォンは、勝ち星は12を数える実力者だ。スプリットMC以降は母国におけるメジャーでの戦いに興味を示しておらず、ロードFCに1度出場しただけの一匹狼的な気質の持ち主といえる。テイクダウンディフェンスを切る力も十分にあり、寝技が苦手というほど穴でもない。初めての海外、そしてONE初戦で迎えることとなった竹中にとってキャリア最強の相手であることは間違いない。

また今大会のメインではミャンマー系米国人で現世界ミドル級王者のオングラ・エヌサンが、空位となっているライトヘビー級王座を賭けてアレッシャンドリ・マチャドと対戦することも決まっている。つまり昨年7月にブラジリアン柔術では引退試合を行ったホジャー・グレイシーは、同級世界王座を返上したということになるようだ。

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