【Gladiator005】詳細―01―渡部修斗は竹本とドロー、NavEは日韓対決で一本勝ち
【写真】バンタム級生き残り戦はドロー、NavEは急遽対戦相手が代わったがRNCで勝利した(C)MMAPLANET
21日に大阪市阿倍野区の阿倍野区民センター大ホールでGladiator005のレビュー、前編はフライ級の国際戦とバンタム級のタイトルコンテンダー生き残りマッチの模様をお伝えしたい。
<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Draw 1-1
渡部修斗(日本)
8月の和歌山大会でバンタム級王座奪取に失敗し、眼窩底骨折を追った渡部は12月のホームリングのファイティング・ネクサスで再起戦を飾り、同じく和歌山大会で韓国人ファイターとの初の国際戦で勝利した竹本と対戦した。
試合はまず上を取った渡部に対し、竹本が外掛け内ヒールを狙う。頭を抱えて、ヒザを抜いた渡部がパンチを落としていくも、竹本は内ヒールに切り替える。渡部はパンチを落とし、ヒザを畳んで対処するとパウンドを落とす。足関節を解き、カンヌキでアームバーを狙った竹本だが、ハーフで抑えられ足を戻しても下になったままでパンチを被弾する展開が続いた。
2Rは打撃の交換から、頭がぶつかるような場面もあった竹本がダブルレッグを仕掛け渡部に尻もちをつかせる。ケージ際でコブラを仕掛ける渡部だが、腰がずらせないため立ち上がることもできない。竹本の腰が浮いた際にケージを背にした渡部がスタンドに戻り、パンチを交換してところでタイムアップに。初回の渡部のパウンドと、2Rの竹本のトップキープを比較すると、渡辺優勢という見方もあったが、ジャッジは三者三様でドローとなった。
<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.2R1分1分14秒by RNC
イ・ミョンジュ(韓国)
トップFCとの対抗戦となった日韓戦、ワンツーの踏み込みが中途半端だったにイがショートを打ち込む場面もあったが、NavEはテイクダウン狙いからワキを潜ってバックに回り、背中に飛び乗ってスタンドでバックマウントの状態に入る。ケージに持たれかかったイに後方から勢いのあるパンチを打ち込むNavEはRNCをセットアップできないでいる状況に、着地を選択する。
正面に回り、小手投げからイをがぶったNavEだが、続く局面でヒザ蹴りが急所に入り試合が中断する。再開後、四つからテイクダウンを決めたNavEはスクランブルで再びバックを制して初回を取った。
2R、右前蹴りから右ストレートを伸ばしたイに組み付いたNavEがバックに回ってスタンドでバックマウントを奪取。RNCを仕掛けつつ、イを腹ばいにさせるように寝技に持ち込んでタップを奪った。
■Gladiator005試合結果
<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
岸本泰昭(日本)
Def.3‐0
濱村健(日本)
<GLADIATORライトフライ級(※54.4キロ)王座統一戦/5分3R>
宮城友一(日本)
Def.3-0
吉村友菊(日本)
<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Draw 1-1
渡部修斗(韓国日本)
<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.2R1分1分14秒by RNC
イ・ミョンジュ(韓国)
<バンタム級/5分2R>
白川Dark陸斗(日本)
Def.1R3分20秒by TKO
山口翔(日本)
<ストロー級/5分2R>
三谷敏生(日本)
Def.1R3分41秒by ブラボーチョーク
木村旬志(日本)
<フェザー/5分2R>
名田英平(日本)
Def.3-0
國頭武(日本)
<ミドル級/5分×2R>
BLUE3☆鬼瓦(日本)
Def.3-0
KING(日本)
<フライ級/5分2R>
スクランブルユースケ(日本)
Def.1R3分24秒by 三角絞め
草信孝謙(日本)
<フライ級/5分2R>
仁科太志(日本)
Def.3-0
井口翔太(日本)
<キャッチウェイト/5分2R>
若林耕平(日本)
Def.3-0
ふじい☆ペリー(日本)
<バンタム級/5分2R>
四至本ジョリー竜馬(日本)
Def.1R1分07秒 by TKO
上田祐紀(日本)
<OPウェルター級/5分1R>
山口恵(日本)
Def.3分56秒by 腕十字
寺前祐(日本)