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【Gladiator005】宮城友一が、精度で吉村友菊を上回りライトフライ級王座統一

Gladiator005【写真】 唯一グラジエイターが新生となってから、全大会に出場している宮城(C)MMAPLANET

21日に大阪市阿倍野区の阿倍野区民センター大ホールでGladiator005のレビュー、第2弾はグラジエイター・ライトフライ級王座決定戦の模様をお伝えしたい。


01<GLADIATORライトフライ級(※54.4キロ)王座統一戦/5分3R>
宮城友一(日本)
Def.3-0
吉村友菊(日本)

02正規王者・吉村にとって14カ月振りの試合が、今回の統一戦となった。吉村とは対照的に昨年も3月&8月とグラジエイターに連続出場していた暫定王者・宮城に対し、左ミドルハイを伸ばし、左フックを力強く振るっていく。宮城は左からの攻撃にディフェンスを固めるも、手数で正規王者が序盤をリードする。

左ジャブを差すようになった宮城に組み付いた吉村が組み付くも、逆にケージに押し込まれる。右を差して体を入れ替えた吉村が離れ、パンチを効かされた宮城が組み付くも首相撲の態勢に。内側から右腕を入れて離れた宮城だが、初回は吉村のラウンドとなったか。

042R、5分戦うことで宮城が距離を掴み、右ローアウトサイドロー、吉村の踏み込みにもしっかりと対応して、左インサイド―を蹴っていく。勢いのあるパンチを振るっていた吉村が、ローを効かされ始めたか踏み込みが甘くなり、ローを蹴られた後で動きが止まりそうになる場面も。左右のロー、そして左ジャブを当てるようになった宮城に、吉村のパンチはタイミングが合わないようになってきた。

最終回、果敢に前に出る吉村に対し、宮城が引き続き右ローを効かせていく。そして左のオーバーハンドに右ストレートを当て、左フックにも右を合わせる。圧力を掛ける宮城は、右ローの勢いが増し、奥足の太腿の裏も蹴りつける。吉村もスピニングバックフィストを狙うなど、局面を打開しにかかるが要所でローの餌食になってしまう。

05前蹴りからヒザを受けながらダブルレッグを仕掛けた吉村、これを切った宮城をケージに押しむも体を入れ替えられた万事休す。ここでタイムアップとなり、2R&3Rと取った宮地宮城がライトフェザー級王座を統一、「吉村選手は強くて、距離を詰めることができませんでしたが、判定で勝てました。色々な相手を倒してグラジエイターを盛り上げたい」と語ったチャンピオンは、2階級制覇を目指しフライ級王座を狙うプランもあるようだ。

■Gladiator005試合結果

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
岸本泰昭(日本)
Def.3‐0
濱村健(日本)

<GLADIATORライトフライ級(※54.4キロ)王座統一戦/5分3R>
宮城友一(日本)
Def.3-0
吉村友菊(日本)

<バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
Draw 1-1
渡部修斗(韓国日本)

<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.2R1分1分14秒by RNC
イ・ミョンジュ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
白川Dark陸斗(日本)
Def.1R3分20秒by TKO
山口翔(日本)

<ストロー級/5分2R>
三谷敏生(日本)
Def.1R3分41秒by ブラボーチョーク
木村旬志(日本)

<フェザー/5分2R>
名田英平(日本)
Def.3-0
國頭武(日本)

<ミドル級/5分×2R>
BLUE3☆鬼瓦(日本)
Def.3-0
KING(日本)

<フライ級/5分2R>
スクランブルユースケ(日本)
Def.1R3分24秒by 三角絞め
草信孝謙(日本)

<フライ級/5分2R>
仁科太志(日本)
Def.3-0
井口翔太(日本)

<キャッチウェイト/5分2R>
若林耕平(日本)
Def.3-0
ふじい☆ペリー(日本)

<バンタム級/5分2R>
四至本ジョリー竜馬(日本)
Def.1R1分07秒 by TKO
上田祐紀(日本)

<OPウェルター級/5分1R>
山口恵(日本)
Def.3分56秒by 腕十字
寺前祐(日本)

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