【Strikeforce】アリスターが出場、ベルドゥムと防衛戦
6日(月・現地時間)、ストライクフォースより、8月15 日(土・同)のサンノゼhpパビリオン大会で、アリスター・オーフレイムがファブリシオ・ベルドゥムを相手に同プロモーション世界ヘビー級王座防衛戦を行うことが発表された。
【写真】ゴールデングローリー・ジムで修斗世界ライトヘビー級王者シアー・バハドゥルサダと激しいスパーリングを繰り広げるアリスター・オーフレイム。彼もまた日本マットと疎遠になってしまうのだろうか (C) MMAPLANET
「ファブリシオと再戦の機会を得ることができて、とても嬉しく思う」というアリスター。07年11月にポール・ブエンテロを下し、ストライクフォース世界ヘビー級王者となった彼にとって、この試合が実に2年9カ月振りの同プロでのファイトとなる。
チャレンジャーは6月のセントルイス大会でアンドレ・オルロフスキーにKO勝ちしたブレッド・ロジャースになるという声も高かったが、4月のサンノゼ大会を視察したベルドゥムに落ち着いた。
両者は06年5月にPRIDEで対戦しており、そのときはベルドゥムがキムラアームロックで一本勝ちを収めている。「アリスターだとか、誰と戦うのかは問題でなく、チャンピオンと戦えるということが重要だ。これまでの努力の結晶となる戦いをするよ。自信はある」とベルドゥム。
アリスター自身は7月のDREAM参戦も視野に入れていたが、その後、日本のプロモーションから彼の出場の発表はない。7月に日本へ来日すれば、ストライクフォースには8月15日ではなく、9月に予定されるSHOMMA出場も視野に入れていたアリスターだったが、今回、防衛戦を8月に行う決断の裏には、彼が見据えていた日本でミルコ・クロコップと再戦する芽がなくなったという憶測もできる。
来週14日(火・同)にはNYCでジナ・カラーノとクリス・サイボーグの会見が予定される同大会は、彼女たちが戦う女子フェザー級王座決定戦、アリスターのヘビー級王座防衛戦、ライト級世界王者ジョシュ・トムソンと同級暫定王者ギルバート・メレンデスの間でライト級統一戦が行われる以外にも、ニック・ディアズとジョー・リッグス戦が世界ウェルター級王座決定戦になる可能性もあり、世界四大戦となるかもしれない。
この他、エリン・トーヒルやホジャー・グレイシーの出場も予定されている8月15日大会は、カン・リーやフランク・シャムロックで観客動員を伸ばしていた旧来のストライクフォースとは大きく意味合いの違った形で注目度の高いイベントになりそうだ。
■8月15日 Strikeforece Carano vs Cyborg 対戦予定カード
<ストライクフォース世界女子フェザー級王座戦/5分5R>
ジナ・カラーノ(米国)
クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
<ストライクフォース世界ライト級王座統一戦/5分5R>
[王者]ジョシュ・トムソン(米国)
[暫定王者]ギルバート・メレンデス(米国)
<ストライクフォース世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アリスター・オーフレイム(オランダ)
[挑戦者]ファブリシオ・ベルドゥム(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ニック・ディアズ(米国)
ジョー・リッグス(米国)