8月1日（土・現地時間）にカリフォルニア州アナハイムのホンダセンターで行われるアフリクション「Trilogy」に、五味隆典が正式参戦することが、6日（月・同）正式に発表された。

【写真】ここが五味の北米制覇の第一歩となるのか (C) MMAPLANET

エメリヤーエンコ・ヒョードルとジョシュ・バーネットの一戦など、非UFC系のトップファイターが勢揃いする同大会のPPVラインナップに、兼ねてより参戦が噂された五味の出場が正式決定した。対戦相手はハファエロ・オリベイラ、ブラジル出身で現在はテネシー州ナッシュビル在住のキャリア8勝1敗のファイターだ。

同大会ではアンダーカードはHDネットで、メインカードはPPV中継されることが決まっているが、五味の2年5カ月振りとなる米国でのファイトはPPVマッチとして行われる。

対戦相手として、オリベイラでは役不足の感はあるが、海外での試合でいえば1勝2敗と決して分が良くない五味だけに、まずは10年ぶりの海外MMAで勝利を目指す必要がある。今後、日米でトップ返り咲きを目指すのであれば、五味サイドとしては堅実な選択といえるだろう。

現在のところ12試合が予定され、米国人ファイターの出場は8人だけという無国籍イベント（ロシア人＆リトアニア人が1人、英国＆カナダが2人、オランダ人が3名、ブラジル人が6名）。PRIDE色が残るイベントとしては、日本の両メジャーを凌ぐラインナップが揃った同大会に、PRIDEの日本の顔が華を添える。

■8月1日AFFILICITON M-1 Global Trilogy対戦予定カード

＜WAMMAヘビー級王座選手権試合／5分5R＞
［王者］エメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）
［挑戦者］ジョシュ・バーネット（米国）

＜ライトヘビー級／5分3R＞
ヘナート・ババル（ブラジル）
ゲガール・ムサシ（オランダ）

＜ミドル級／5分3R＞
ヴィトー・ベウフォート（ブラジル）
ジョルジ・サンチアゴ（ブラジル）

＜ヘビー級／5分3R＞
ギルバート・アイブル（オランダ）
ポール・ボンテーロ（米国）

＜ライト級／5分3R＞
五味隆典（日本）
ハファエロ・オリベイラ（ブラジル）

＜ウェルター級／5分3R＞
ジェイ・ヒエロン（米国）
ポール・デイリー（英国）

＜ライト級／5分3R＞
クリス・ホロデッキー（カナダ）
ダン・ローゾン（米国）

＜ヘビー級／5分3R＞
ベン・ロズウェル（米国）
チェイス・ゴームレー（米国）

＜フェザー級／5分3R＞
ＬＣ・デイビス（米国）
ハビエル・バスケス（米国）

＜フェザー級／5分3R＞
マーク・ホーミニック（カナダ）
デヴィダス・タウロセビチュス（リトアニア）

＜ミドル級／5分3R＞
ルッシオ・リンハレス（ブラジル）
ジヴァニウド・サンタナ（ブラジル）

＜ヘビー級／5分3R＞
ジェシー・ギブス（オランダ）
ロブ・ブローソン（英国）

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