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【UFN121】元ATTのレンツが、ATTのブルックスからギロチンで一本勝ち。元ベラトール王者は3連敗

<ライト級/5分3R>
ニック・レンツ(米国)
Def.2R2分05秒by ギロチンチョーク
ウィル・ブルックス(米国)

まず右ローを放ったレンツが、右フックを見せる。構えを変えて戦うブルックスは左ジャブを突き刺し、ワンツーを元チームメイトに放っていく。レンツの左フックにダブルレッグを合わせたブルックスはギロチンを防いで足を抜いて前転しつつスタンドへ。真っ直ぐに前に出て来るレンツのボディにヒザを入れ、ワンツーからローを繰り出すブルックスがまず優勢に。

レンツも右をヒットさせるが、パンチをヘッドスリップ&スウェイにかわされることが多い。対してブルックスは飛び込みながら左ジャブを顔面に届かせる。組んだレンツはアックへ。ブルックスは胸を合わせて首相撲&ヒザ、逆に差し上げテイクダウンを仕掛け初回が終わった。

2R、ガードを下げ左ジャブを引き続き当てるブルックスはダーティボクシング、離れてローを受けると組んで流れを遮断する。ローに続くパンチが当たらないレンツは、テイクダウンにギロチンを合わせて後方へ一回転。上を取ると同時にブルックスがタップし、元ベラトール世界ライト級王者から一本勝ちを決めた。

「俺はプロ、誰とでも戦う。彼がジャブを使ってくることは分かっていた。やれることをやっただけなんだ。ATTを離れたけど、ずっと愛していた。でも、彼らはこのガードを組んできたんだ」とレンツは元チームメイトへの勝利を振り返り、ブルックスは悪夢の3連敗となった。


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