【RFC44】計量終了 日本人選手問題なし。藤田はアオルコロに「分ってんのか!! パンダっ!!! 」
【写真】トーナメント戦までフェイスオフは淡々と進み、メインの両者の混乱もその混乱の乗り方がまだ中国MMA界は分かっていないようにも感じられた(C)MMAPLANET
10日(金・現地時間)、明日11日(土・同)に中国・河北(ホーベイ)省の石家庄(シーチャーチュワン)のホーベイ体育館で開催されるROAD FC44の公開計量が、同地ヒルトンホテルのクンルン・ボールルームで行われた。
メインの無差別級アオルコロ×藤田和之の1戦とライト級100万ドル・トーナメント準々決勝の4試合が組まれた第2部、それまでの7試合が執り行われる第1部出場の計24選手に体重オーバーは見られなかった。
とはいってもうち3試合は無差別級、メインで対戦する両者はアオルコロの161.6キロに対し、藤田が110.2キロと体重差は41キロ以上。フェイスオフで握手をした際に互いに握った手を放さず、引っ張り合いに。
ここで藤田が「やるのか? コイツ、ふざけているだろう。この、クソガキが。何なんだ、コイツは?」とエキサイト。関係者が割って入り、正面を向いての撮影となったが、藤田が視線を離さない時間が続いた。
そしてマイクを手に互いに抱負を語る時も「分かってんのか、パンダ!! 明日、叩き込んでやるよ」と挑発し続ける藤田に対し、アオルコロは「中国を愛している。明日は勝つ」とキャリア不足を感じさせるコメントを残した。
そうなったらなったで藤田は質疑応答の際に記者からの質問がないと見るや、そのタイミングで「質問もないなら話にならないだろう。やってられるか」と怒鳴って退場、最後まで場を盛り上げ続けた。
そんなメインとは対照的に粛々と進んだトーナメント出場選手のフェイスオフ。下石康太は「明日はお客さんが盛り上がるような試合をします。シェイシェイ」と話し、対戦相手のバオ・インカンは「意識がある限り、絶対的に諦めない」と言い拍手を浴びた。
第1部に出場する日本人選――SYUNYA、桑原清、藤野恵実、根津優太、岩田啓輔の5名は、対戦相手と共に問題なく計量を終え、急遽出場の桑原とマ・アンディンの体重差は7.5キロだった。
■ROAD FC44計量結果
<無差別級/5分3R>
アオルコロ: 161.6キロ
藤田和之: 110.2キロ
<ライト級T準々決勝/5分3R>
シャミール・ザフロフ: 70.2キロ
アマチュシン・フーヘンフウ: 70.2キロ
<ライト級T準々決勝/5分3R>
下石康太: 70.4キロ
バオ・インカン: 69.6キロ
<ライト級T準々決勝/5分3R>
ホニ・トーレス: 70.2 キロ
トム・サントス: 69.9 キロ
<ライト級T準々決勝/5分3R>
マンスール・ベルナウイ: 69.9キロ
ムングントスズ・ナンディンエルデン: 70.3キロ
<71キロ契約/5分3R>
シャ・イーラン: 71.4キロ
SHUNYA: 71.3キロ
<無差別級/5分2R>
ウー・ラーハン: 113.3キロ
ワン・イーチャン: 117.2キロ
<無差別級/5分2R>
桑原清: 104.6キロ
マ・アンディン: 112.1キロ
<女子ストロー級/5分2R>
藤野恵実: 52.4キロ
アリーニ・サテルメイヤー: 52.4キロ
<バンタム級/5分2R>
ウー・ジェ: 61.6キロ
ウー・シャオロン: 61.6キロ
<バンタム級/5分2R>
根津優太: 61.6キロ
バーサンクフー・ダムランプレウ: 61.8キロ
<ライト級/5分2R>
岩田啓輔: 70.1キロ
ホアン・ツェンユー: 70.1キロ