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【UFC217】ボハンチーニャ、デビュー以来無傷の11勝目は元世界王者ヘンドリックスに圧勝劇

<ミドル級/5分3R>
パウロ・ボハンチーニャ(ブラジル)
Def.2R1分23秒by TKO
ジョニー・ヘンドリックス(米国)

右ローをまず見せたボハンチーニャが、右フックを振るう。さらに右ミドルを蹴り、左ジャブから右ミドルを続けたボハンチーニャ。ヘンドリックスは右ハイをブロックして前に出るが、ボハンチーニャがバックステップでパンチをかわす。ボハンチーニャは右ミドルを続け、右ストレートをヘンドリックスをケージに追い込む。ヘンドリックスはダブルレッグを切られ、後ろ回し蹴りを受けそうになる。

右ボディフックを入れたボハンチーニャが、三日月気味の蹴りを入れ、右ボディストレート、さらに右ハイを見せてプレスを強める。下がるヘンドリックスは右ストレート、右ヒザをボディに受け反撃の糸口が見えない。右ヒザをボディに突き刺したボハンチーニャは、右ミドルにつなぎ、右ストレート、そして右ハイを蹴る。ヘンドリックスがついに左を当て返すも、右からの蹴りで前に出ることができない。残り30秒で左をヒットさせたヘンドリックスだが、終了間際に右ミドルを蹴られるなど初回を落とした。

2R、ヘンドリックスが左ストレートからロー、直後にアイポークがあったとインターバルを求める。再開後、右ローを続けるヘンドリックスのテイクダウン狙いを切ったボハンチーニャが右ハイ、崩れたヘンドリックスのボディにヒザを入れ、さらに右フックを打ち込む。下がったヘンドリックスは右ミドルで腹をえぐられ、ケージ際に後退。このままケージ際から逃れることができないヘンドリックスに対し、ボハンチーニャはラッシュをかけ最後はボディの連打で元世界ウェルター級王者を仕留めた。

キャリア11連勝0敗としたボハンチーニャは「初めてNYで戦えて光栄だ。ヘンドリックスは強い気持ちで、僕との試合を受けてくれた。ここには僕が何者かを世界に見せるために来た。ブラジルには多くのレジェンドがいるけど、僕がブラジルの新しい世代のファイターだ」と話した。


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