【BFC12】モラエスが無防備なマーティンから一本勝ち
<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス
Def.1R4分21秒/三角絞め
ジョシュ・マーティン
2週間前にムンヂアル黒帯メジオ級で優勝を分け合ったマルセリーニョ・ガッシアと、アリアンシ総帥で往年のバーリトゥードファイター=ファービオ・グージェウをセコンドに従えたセルジオ・モラエスがキャリア4戦目のファイトを迎えた。
いきなりバックブローを見舞うモラエスだが、打撃は組みつくための手段でしかない。ジョシュ・マーティンの左足に組みつき、テイクダウンを狙う。尻もちをつかせ、バックを奪ったモラエスだが、ここは胸を合わされ、距離を取る。
マーティンの荒い打撃にも助けられ、再びシングルレッグを試みたモラエスがテイクダウンに成功する。エルボーやパウンドは、それほどパラフルでないモラエス。足が割れたところで、パスを狙い一本足を抜く。
もう一方を抜くと同時にマウントを奪うと、腕十字狙いからポジションをマーティンの胸の上に固定すると、下から抱きついてきた右腕を固定し、三角絞めへ。モラエスは、自らボトムに移動し、そのままタップを奪った。
あまりにも無防備なマーティン相手とはいえ、見事な一本勝ちとなった。