【Arzalet FGC02】REALフェザー級王者パブルチェンコ、新世代シュートボクセ・ファイターと初防衛戦
【写真】ウクライナ×ブラジルのタイトル戦が、クリチバで組まれた(C)ARZALET
22日(金)、アルゼルト運営事務局より10月21日(土・現地時間)にブラジル・クリチバのジナーシオ・ド・タルマで開催されるARZALET FIGHTING GLOBE CHAMPIONSHIPで、REALフェザー級王者ウラディスラフ・パルブチェンコにシュートボクセ所属のブルーノ・ホベルソが挑戦することが発表された。
パルブチェンコは中村ジュニアや芦田崇宏らを下し、REALフェザー級王座決定トーナメントで優勝して獲得したベルトの初防衛戦となる。コンバットサンボ出身、アグレッシブかつ破壊力のある攻撃を打撃、テイクダウン、パウンド&極めで発揮するチャンピオンに対するホベルソは、マカコ・ロウロ(クレイジーモンキー)の異名を取るシュートボクセ所属のファイターだ。
キャリア10勝3敗のチャレンジャーは、新世代シュートボクセ・ファイターらしく、アグレッシブかつディフェンス面も固い。オーソの構えで左ジャブから右ストレート、そして左フックを被せるのもホベルソは得意としている。ハイキックでKO勝ちもあり、特にクリンチや首相撲からヒザを破壊力がある。アルゼルドFGCでは反則のヒジ打ちも得意としているが、注目したいのは首相撲から崩して寝技へ移行し、基本に忠実な寝技も強い点だ。
自らテイクダウンを仕掛けることはあまりないが、組まれてヒザ、首相撲に捉えると最大の威力を発揮する。王者パブルチェンコとしては、クリンチでなく即テイクダウンが必要な初防衛戦となる。