【RFC43&44】石家庄大会が11月11日に再スライド。10月28日のソウルで朝倉未来×イ・ギルウ!!!!
【写真】ロードFC43として開催が決まった10月28日のソウル大会で朝倉未来とイ・ギルウの対戦が組まれた (C)KAORI SUGAWARA & MMAPLANET
6日(水・現地時間)、緊急リリースとしてROAD FCが10月21日(土・同)に中国は河南(ホーベイ)省の石家庄(シーチャーチュワン)で行われる予定だったロードFC43が、11月11日(土・同)にスライドしロードFC44として開催されることを発表した。
もともと石家庄大会は11月4日に予定されていたが、10月21日に変更され、11月26日に開催予定だった北京大会も日程の調整がなされている状況だった。今回の延期理由は10月18日から1週間に渡り北京で中国共産党第19回全国代表大会が開かれることだと、リリースには明記されている。
社会主義市場経済として発展してきた中国、小康社会という──ややゆとりのある社会の実現が最終局面を迎えるにあたり、今回の党大会は非常に重要視されており、その煽りを受けた形だ。
ロードFCでは10月28日(土・同)のソウル大会=ロードFC44をロードFC43として、そのまま開催しライト級100万ドルトーナメント2回戦はロードFC44=石家庄大会に延期される。
またRYO×キム・フンの暫定ミドル級王座決定戦が組まれているソウル大会=ロードFC43で元バンタム級王者イ・ギルウが2年10カ月振りにフェザー級で復帰戦を行い、日本の朝倉未来と対戦することが合わせて発表されている。
過去にMMAでは2015年9月のONE上海大会が抗日戦争記念日の直前ということで対日感情の悪化を恐れ中止され、ロードFCでも昨年9月に安徽省(アンフイション)合肥(ホーフェイ)大会が、韓国軍が弾道弾襲撃システム=THAARを配備したことを非難し、中韓交流が一時中断される事態を受けて中止となっている。
今月2日にONEが2年の時を経て仕切り直しの上海大会を無事成功させたが、中国でのイベントは自然災害以外の理由でも、何が起こるか分からないということを出場選手は承知する必要があるだろう。