【DWTNCS02】殴られ、殴り勝つ。オマーリーがエキサイティングなKO勝ち
<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマーリー(米国)
Def.1R4分14秒by KO
アルフレッド・キャシャーキャン(米国)
オマーリーの粗めのパンチにキャシャーキャンはストレート、ヒザ蹴り、そして右フックを当てていく。直後にダブルレッグでテイクダウンを奪ったキャシャーキャンが、足を捌きつつパウンドを落としていく。オマーリーの三角狙いを防ぎ、後方回転をがぶったキャシャーキャンが離れてスタンドへ戻る。
大振りのオマーリーに左ジャブを当てるキャシャーキャンは、右フックを被弾しカット。オマーリーは左ハイを当て、キャシャーキャンもその粗い打撃戦の巻き込まれた感がある。と、オマーリーは右フックをあててヒットし、右ハイ、飛びヒザにテイクダウンを合わされると、そのままマウントへ。
勢いのままスタンドに戻った両者、オマーリーの右が2度キャシャーキャンを捉える。間合いを取り直したキャシャーキャンだが、右を被弾し前に出たところで右のカウンターをヒットされる。続くテイクダウン狙いを切ったオマーリーは右ストレートを思い切り打ち込みKO勝ちを決めると、ダナ・ホワイトは席を立って喜びを露わにした。
「KOだけが僕の望みだよ。簡単だった。テイクダウンされてもね。テイクダウンなんてされても、何ともない」と非常にクールな様子で──テイクダウンされたことを気にしつつオマーリーは語った。