【Shooto】新旧対決?? 覇彌斗と戦うオニボウズ「隙があったら速攻終わらせる」
【写真】半年ぶりの試合のオニボウズだが計量後も非常にリラックスしていた(C)KAORI SUGAWARA
25日(日)、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で開催されるプロフェッショナル修斗公式戦で世界フライ級1位のオニボウズがフライ級2位――無敗の21歳 覇彌斗と対戦する。
オニボウズは昨年、インフィニティリーグ2016に参戦し、征矢貴、藤田寿大を判定で、梶川卓、北原史寛をそれぞれ1R KOで破り、優勝した。昨年末のインフィニティリーグ最終戦以来、半年ぶりの試合のオニボウズにリーグ戦を経て、今回の試合までの自身の成長を訊いた。
──コンディションはいかがでしょうか。
「いつもええ感じなんですけど、今回もええ感じで落ちました」
──計量後でも肌にツヤがありますね。何か新しい工夫をされたのでしょうか。
「水分が十分にあります! 去年の夏くらいから減量方法をちょっと変えて、ちょっと流行ってたグルテンフリー言うんですかね? それをやってみたらまあ、自分に合ってたかは分からないですけど、体重が簡単に落ちるようになったんで、今回は水抜きもそんなにしてない状態です」
──試合中にも効果のほどは感じられますか。
「昔に比べて試合前、試合中に『これ、体力持つんかな?』っていう心配がなくなったことがデカイです。自分のスタイルで最後まで動き続けたら負けることはないかなって思ってるんで、それがいい具合にマッチしてます」
──昨年の夏からということは、9月のインフィニティリーグの梶川卓戦の前からでしょうか。
「そうです。試してみようかなと思って気楽な感じで変えました」
──インフィニティリーグから好調をキープされていますが、優勝を経験し心境に変化はありましたか。
「インフィニティリーグが始まる前は練習とか自分の技術体系だったりとか、これで良いのかなって悩んでた部分が合ったんですけど、インフィニティリーグが終わってから『コレがエェんや!』と自信が持てるようになりました。なので、これをやれば強くなるって言うのが分かり、明確に練習できるようになりました」
──コレというのは?
「まあ、動き回ることですね」
──なるほど。ところでオニボウズ選手は2013年8月から2年3ヶ月ほど、白星から遠ざかり苦戦を強いられていました。TENKAICHIのフライ級王者となった2015年11月の曹達也戦を境に、現在まで負けなしです。
「この連勝をする前に青森で試合をさせて頂いてるんですよ。負けてるんですけど、なんていうんですかね。自由にやらせてもらえたんですよね。練習とかも。それで次から勝てるなあ、と感じて。分からんすけど、それから勝てるようになりましたね」
──では、今回対戦する覇彌斗選手の印象を教えて下さい。
「投げが強いですよね。力で投げるのかと言うたら、それよりどっちかというと体が柔らかそうな感じがします。お互い苦手なタイプなんじゃないですかね」
──苦手なタイプの相手と対戦、どのような展開になると思いますか。
「全く分からないですね。自分はあまり研究が得意ではないんですけど、まあ、連勝してるんで相手も強いんやろうなあと思います。でも、一回やって見ないと分からないです」
──この試合、当然勝てば世界戦が見えてくるはずです。
「もちろんチャンピオンシップをやりたいです。チャンピオンの扇久保選手はむちゃくちゃ強いですけどね(笑)。 UFCやRIZINと色々言うてて、個人的にもの凄い応援してるんですけど、今回の試合で僕が勝つんで――僕とやって欲しいです。そんな長くは待ってくれへんと思うんで、今年中にできたらええなと思っています」
──では、そのためにも明日はどのような試合に?
「最初から積極的に動いてヒリヒリした怖い試合をします。相手の隙があったら速攻終わらせます!」
■ プロ修斗公式戦 計量結果
<フライ級/5分3R>
オニボウズ: 56.4キロ
覇彌斗: 56.5キロ
<フェザー級/5分3R>
タクミ: 65.7キロ
青井人: 65.4キロ
<58.7キロ級/5分3R>
前田吉朗: 58.4キロ
キム・ヨンハン: 58.4キロ
<キッズ修斗33キロ契約/3分1R>
島田太陽: 29.8キロ
澤田孝希: 32.1キロ
<フェザー級/5分3R>
武田飛翔: 65.6キロ
高野明: 65.8キロ
<フライ級/5分3R>
萩原幸太郎: 56.5キロ
福田龍彌: 56.7キロ
<ストロー級/5分3R>
ニシダ☆ショー: 51.5キロ
マッチョ“ザ”バタフライ: 52.2キロ
<バンタム/5分3R>
エダ“塾長”こうすけ: 61.2キロ
ダイキ・ライトイヤー: 61.2キロ
<インフィニティリーグ2017フェザー級/5分2R>
山本健斗デリカット: 65.7キロ
TOMA: 65.7キロ
<バンタム級/5分2R>
中本 龍平: 60.9キロ
土肥“聖帝”潤: 60.5キロ
<ストロー級/5分2R>
小堀貴広: ――キロ
小巻洋平: 52.0キロ
<女子アトム級/5分2R>
檜山美樹子: 47.1キロ
佐藤絵実: 47.6キロ
<2017年度新人王決定トーナメント2回戦バンタム級/5分2R>
ピットブルタカシ: 61.0キロ
山城翔: 61.0キロ