【Shooto】前田吉朗と対戦予定だった田丸匠が欠場 「しっかり治します」、代役 南出剛 「必ず勝ちます」
【写真】左の蹴りの破壊力、そして距離感とプレッシャーの与え方が注目の南出の修斗初出場だ(C)MMAPLANET
17日(土)、サステインより来週の日曜25日に大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われるプロ修斗公式戦で前田吉朗と対戦予定だった田丸匠の欠場と、代役で南出剛の出場が発表された。
同大会ではオニボウズ×覇彌斗、そして田丸匠×前田に加え、萩原幸太郎×福田龍彌とフライ級のトップ&新鋭が集結、かつフェザー級のタクミ×青井人戦など関西&西日本のファイターが勢揃いする注目のカードが揃っていた。
しかし、こともあろうか田丸は最終調整の段階に入っていたがジョグ中に走行中の車と接触、ヒザを負傷し検査の結果──右ヒザ側副靭帯損傷で全治2カ月という重症を負ってしまった。当然、今大会の出場は不可能となった。
その田丸の代役に白羽の矢が立ったのが、和歌山・創道塾の南出だ。幼少期より関西空手界で活躍し、一度は格闘技を離れたがMMAファイターを志し再出発。これまで所属する創道塾が主宰したGladiatorでフライ級王者となり、その前後にはRoad FC日本大会、PXCといったアジア太平洋系の大会にも出場経験がある。
南出自身、PXCとDEEPでフライ級チャンピオンの座を狙うと公言していたが、今回、初めてプロ修斗公式戦に臨むこととなった。田丸の欠場は非常に残念だが、南出の出場はクリーンヒットといえる。アグレッシブな現代MMAスタイルの田丸から、強力な左の蹴りを持つストライカーと全くタイプの違った対戦相手の変更に応じた前田も、らしい漢気を発揮している。
なおMMAPLANETには無念の欠場を強いられた田丸、そしてショートノーティスでの試合を受けた南出からコメントが届いているので、お伝えしたい。
田丸匠
「今大会で自分は重責を担う位置で試合をすると感じていたのですが、欠場しなければならないこととなり、今は非常に落胆しています。何よりも対戦相手の前田選手、関係者の皆様、ファンの皆様には深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
しっかり治します」
南出剛
「前田選手はDEEPやパンクラスでチャンピオンになっていて、雲の上の存在という感じの選手ですが、試合が決まったからには必ず勝ちます!!そして、凄い選手を多数輩出している日本を代表する修斗で戦えることを光栄に思います。とにかく前田選手や全てにおいて僕より上の選手なので、相性がどうだこうだというのではなく、一瞬に全てをぶち込みます」