【UFC210】ヘッドスリップ&有効打のバーゴスは、手数とスタミナのロサを左で仕留める
<フェザー級/5分3R>
シェーン・バーゴス(米国)
Def.3R1分59秒by TKO
チャールス・ロサ(米国)
ロサの右ローに右フックを合わせていくバーゴス。ロサはスイッチを交えて蹴りを放つも、バーゴスは惑わされず右ストレートを当てる。ロサはパンチが大きくなり、バーゴスはいよいよ落ち着いて左ジャブを連続で入れる。間合いを外したロサは後ろ回し蹴りを2発見せる。全く動じないバーゴスが右フック、左アッパー、左ジャブと試合をリードする。
ロサはローやミドルからパンチ、テイクダウンを見せる。これを切ったバーゴスだが、ロサが右をヒット。そしてローに続ける。より前に出るようになったバーゴスも構えを替えつつ、パンチを狙う。しかし、ロサのローが急所に入り試合が中断される。再開後、パンチの連打を見せたバーゴスは、ローに右ストレートを合わせていく。ロサは蹴りを多用するもパンチは空を切り、テイクダウンも切られる。ヘッドスリップでパンチをよけて、そのまま逆襲に移るバーゴスの有効打が、ロサの手数を制したか。
2R、引き続き蹴りを多用するロサが、スーパーマンパンチから左ハイ、二段蹴りを見せ、ダブルレッグへ。ケージを背負ったバーゴスがテイクダウンを奪われるも、すぐに立ち上がる。ヒザの蹴り合いから離れると、バーゴスが左を入れる。さらに左ストレートをヒットさせたバーゴスは、右の相打ちから絶妙のヘッドスリップでロサのパンチをよけていく。
当たらなくてもパンチ、蹴りを出し続けるロサに対し、バーゴスが右ボディフックを打ち込む。さらに左でもボディをえぐったバーゴスだが、ロサは疲れを見せながらも左を届かせ、ローを当て続ける。さらにスピニングバックフィストも当てたロサに対し、バーゴスはボディフックからヒザ蹴りをいれ試合は最終回に。
動き続けるロサにバーゴスは右ストレートを入れ、シングルレッグを切って離れる。ロサは後ろ回し蹴り、スタミナが切れないロサのスタミナは対しものだが、ついに左フックを被弾してダウン。立ち上がったところでヒザ蹴り、右ストレートを受け、さらに左フックでケージに寄り掛かったところでレフェリーが試合を止めた。