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【PFL2023#09】パンチ主体のコラードがバーゴスの反撃=ローキックを耐えて判定勝利でライト級決勝進出

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
シェーン・バーゴス(米国)

バーゴスがインローを蹴りながら前に出る。コラードもそこにワンツーを返す。バーゴスはコラードが右を空振りしてバランスを崩したところでバックにつくが、コラードはケージまで移動。正対して距離をとった。ジャブから右ストレート・右アッパー、右ボディとパンチを打ち分けるコラード。バーゴスはガードを上げて前足・奥足にローを蹴る。コラードが放ったインローにバーゴスが左を合わせる。

バランスを崩したコラードだったが、ダメージはなくすぐに立ち上がる。パンチのコラード×ローのバーゴスという展開が続くなか、バーゴスのインローでコラードの身体が流れる。コラードは変わらず前に出て、ケージを背負うバーゴスに右ストレートから左フックを打ち込む。

2R、コラードの右ミドルを空振りさせて、バーゴスがパンチで前に出る。コラードは左ボディから右アッパー・左フックとパンチをまとめて、下がるバーゴスに右ストレートを打ちこむ。バーゴスもインローをしつこく蹴り返し、右カーフキックにつなげる。この右カーフでバランスを崩すコラード。しかしすぐに立ち上がってダメージがないことをアピールする。

バーゴスがローでペースを掴むかに思われたが、コラードが左フックを叩き込んで、バーゴスが後方に倒れる。コラードはインサイドガードでトップキープし、体を起こしてパンチを落とす。ビッグチャンスが訪れたコラードだったが、バーゴスは距離ができたところで立ち上がる。コラードの左脇を差してケージに押し込む。ここはテイクダウンできなかったバーゴスだが、サウスポーにスイッチしたコラードに強烈なインローうぃ蹴る。

3R、バーゴスがインローを蹴ると完全にコラードの足が止まる。パンチを伸ばすコラードは足が前に出ず、逆にバーゴスが右ストレーから左ボディ、右ストレートとパンチをヒットさせる。シングルレッグで展開を変えようとするコラードだが距離が遠く組みつけない。構えを細かくスイッチするコラード。バーゴスは右ストレートを当て、コラードの左足にローキックを乱れ打ち。このローから左ミドル、右ストレートから左ボディ、左ハイと次々に打撃を打ち込んでいくが、コラードも最後まで立ち続けてパンチを返す。バーゴスのローキックを耐え凌いだコラードが判定勝利を収め、決勝に駒を進めた。


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