【Arzalet FGC01】未知のキルギス勢、注目アブドゥライトフ 「ブラジル人には自信ある」
【写真】全く未知数のアブドゥライトフ。REALは以前、キルギス大会を計画したこともあり親密な関係にある (C)MMAPLANET
11日(土・現地時間)にブラジルはサンパウロのジナーシオ・マウロ・ピンヘイロにて開催されるARZALET FIGHING GLOBE CHAMPIONSHIP。
今大会にはキルギスから3選手が遠征し、開催国ブラジル、日本からの遠征組に続き、第3勢力となっている。MMAPLANETでは未知のキルギス勢から66キロ契約マッチで、グスタヴォ・ウーリッツァーへと戦うネマット・アブドゥライトフに注目、インタビューを行った。
──ブラジルでのグスタヴォ・ウーリッツァー戦が迫ってきました。今の体調を教えてください。
「コンニチハ。そうですね、やっと試合が近付いてきました。体調はとても良いです。今回の試合のためにモスクワで準備したので、ブラジルでは良い試合を見せることができると思います」
──格闘技を始めたのはいつからですか。
「格闘技を始めたのは16歳のときです。フリースタイル・レスリングの練習を開始し、一緒に練習していた仲間がMMAの試合に出ていたので、僕も興味を持ちました。初めてMMAの試合に出たのは23歳の時でした」
──日本のMMAファンはキルギスの格闘技事情が分かりません。ギルギスで最も人気のある格闘技は何なのでしょうか。
「キルギスでは今、MMAが流行っています。レスリング、柔道、サンボは元々人気の高いスポーツですが、MMAが最も急成長しているスポーツです」
──キルギスではどれぐらいの頻度でMMAの大会が行われていますか。
「米国のサイトでは年に2回や3回となっていますが、それ以外にも大会は行われており、大体5、6回はイベントが開かれています」
──今回はブラジルで試合をするのですが、不安要素はないですか。
「これまでカザフスタンのAlash PrideやロシアのFENでも試合をしてきたので、海外での試合は慣れています。ブラジル人選手は寝技が上手くて強いですが、一番最近の試合でアジウソン・ロマという選手と戦い勝っています。ウクライナで試合をしたのですが、ブラジル人を相手に戦うことに関しては自信を持っています。
今回の試合も僕のスタイルである、立ち技で勝負したいです」
──では、スタンドでKO狙いですか。
「格好良いファイトを見せたいです。そして絶対に勝ちたいと思っています。僕の夢はUFCで戦うことなので、それまでずっと勝ち続けないといけないんです」
──最後にこの試合を通して、ネマット・アブドゥライトフ選手のことを知ることになるであろう日本のファンにメッセージをお願いします。
「日本のファンの皆さんに宜しく伝えてください。日本の人達が喜んでくれる試合をします。頑張るので、応援よろしくお願いします」
■Alzalet FGC01対戦カード
<ライトヘビー級/5分2R>
ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
ダニヤル・ザリルベック・ウウル(キルギス)
<ウェルター級/5分2R>
マルキーニョス・ソウザ(ブラジル)
ファビアーノ・アラウージョ(ブラジル)
<フェザー級T決勝/5分2R>
芦田崇宏(日本)
ブラディスラフ・バルブチェンコ(ウクライナ)
<83キロ契約/5分2R>
マーカス・ペレス・エッシンンベルク(ブラジル)
イルデマール・アルカンタラ(ブラジル)
<70キロ契約/5分2R>
ジョルジ・パチーユ・マカコ(ブラジル)
アンドリュー・フィッシャー(英国)
<61キロ契約/5分2R>
アリ・ファリアス(ブラジル)
アーニー・ブラカ(フィリピン)
<ライト級T準決勝/5分2R>
ドミトリー・パルブチェンコ(ウクライナ)
星野大介(日本)
<ライト級T補欠戦/5分2R>
ジョナサン・メネゼス・バルバーリョ(ブラジル)
チアゴ・ナシメント(ブラジル)
<ヘビー級/5分2R>
カルロス・トヨタ(ブラジル)
サミルベック・シルガバエフ(キルギス)
<66キロ契約/5分2R>
グスタヴォ・ウーリッツァー(ブラジル)
ネマット・アブドゥライトフ(キルギス)
<グラップリングマッチ>
シャーウス・オリヴィエラ(ブラジル)
セルシーニョ・ヴィニシウス(ブラジル)