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【UFN104】ヒカルド・ラモス戦へ、サクラメントの田中路教「格闘家として最高の日々を送っている」

Nori in TAM【写真】充実の日々を送る田中。新体制のUFCは契約更改でファイターに厳しい状況となっているが、とにかく前を見て突き進んでいる(C)TEAM ALPHA MALE

11日(水・現地時間)、UFCより2月4日(土・同)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC Fight Night104「Bermudez vs Korean Zombie」に出場することが決まった田中路教。

対戦相手のヒカルド・ラモスは、前項で触れたようにUFCの人材育成番組ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ア・ファイトで取り上げられた期待のファイター。そんな相手との対戦が決まった田中は、既に昨年末から生活拠点をサクラメントに置き、チーム・アルファメールでとトレーニングの日々を送っている。

そんな田中にラモス戦と、米国での日々について尋ねた。


──昨年末にサクラメントに拠点を移し、充実した練習の様子がSNSでアップされていますね。

「本当は1月の2週目からサクラメントに来る予定だったのですが、12月16日にチームメイトのユーチャク(中村優作)のWSOG-GGのタイトル戦が終わって、もう日本でやり残すことはないなって思ったので、年末に越してくることにしたんです」

──そして早々にオファーがありました。

「いえ、オファーはちょうど日本を発つ日……12月28日にあったんです。マネージャーのマイケル・ナカガワから連絡があり、ヒカルド・ラマスと1月28日のデンバー大会でやらないかということでした。当然、僕の方はすぐにOKを出したのですが、相手との兼ね合いもあって……今週になって2月4日のテキサス大会で話がまとまった感じです」

──ズバリUFC期待の存在ですが、どのような印象を持っていますか。

「手足が長くて、一本やKOが多い勢いのある選手だなって印象です。1Rで勝っている試合が多くて余り研究材料もないのですが、今はとにかく自分自身のレベルを上げることに専念しています」

──本格的にサクラメントで生活を始めたということですよね。ホテル住まいなどではなく?

「ハイ、こっちではアルファメールのチームメイトでキックボクサーのアダム・コリガンと彼のガールフレンド、そしてチームの女性マネージャーのタスが暮らしている家に住まわせてもらっています。あっ、あと3匹の猫と3匹の鶏もいます(笑)。

家がジムから少し遠いので、タイミングが合う時はアダムかタスが車で送ってくれて、それ以外の時はチャリで30分かけてジムに通っています。もう3人ともこっちでの家族みたいな存在で、アダムの彼女がいつも僕の分の洗濯とか掃除もやってくれていて、だいたいタスが夜ご飯作ってくれます。3人のおかげで何のストレスもなく生活できています。本当に良い家に巡り会えたと思います」

──石原夜叉坊選手のことが話に出てこないですね(笑)

「いや、今は僕が試合前なんでスパーの時とかも、アドバイスくれるんで凄く助かっていますよ(笑)。夜叉坊はこっちでも相変わらず元気で、どこに住もうが変らないです(笑)。今はコディー・ガーブラントと一緒に住んでいて、UFCチャンピオンと同じ家に住めるっていうのは本当に良い経験だと思います。活かせるかどうかは本人次第ですけどね(笑)」

──肝心の練習の方はいかがですか。

「月曜から土曜日まで毎日2回の練習と、走り込みや筋トレをこなしていて、とにかく今は毎日のようにボコられています(苦笑)。でも、そのおかげで毎日が気づきの連続です。何だか格闘技を始めた頃に戻ったような気分ですね。もちろん、あの頃とは立場も何もかも違いますが、とにかく毎日がむしゃらで格闘家として最高の日々を送らせてもらっています。

以前からアルファメールの皆には本当に良くしてもらってきたのですが、改めてこっちに住むことになり、また一つ彼らの懐に入れたような気がします。米国のジムは仲間意識がとても強いですが、ここに来て本当の意味でアルファメールの一員になれました。それは僕自身の意識が変わったのもあるかもしれないですけど……」

──では絶対に負けられないヒカルド・ラモス戦に向けても上々の状況にあるということですね。

「ハイ。今はとにかくこの生活を少しでも長く続けたいと思っています。そのためにもラモス戦は絶対に負けられないです。こっちに来るのが遅かったなんてならによう、結果で示します」

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