【Pancrase283】3分3R戦でKOP神酒が古間木に判定負け!!
<フライ級/3分3R>
古間木崇宏(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
神酒龍一(日本)
現フライ級王者の神酒が3分3R制に出場。神酒の左ローに組んでいった古間木がケージに押し込む。3分では一つのテイクダウンが命取りになることも考えられる。いなしてヒザをボディに入れた神酒は、回り込んで離れる。神酒の右ストレートに古間木も右フックを振っていく。ローにニータップを合わせて尻餅をつかせた古間木、神酒はすぐに立ってテイクダウンを仕掛ける。ネルソンのような形で切った古間木は右を避けて組むなど、マストならリードする初回となった。
2R、細かいパンチで前に出る古間木は神酒のシングルを切ってスタンドをキープする。左を当てた神酒の右ロー後に、古間木がラッシュを掛ける。ケージを背にして組んだ神酒がテイクダウンを狙うも、古間木が左腕を差してテイクダウンしトップを取る。サイドで固める古間木に対し、ブリッジが起き上がった神酒はがぶって離れる。
右を当て、左ミドルで前に出る神酒は、古間木が組んでくるとヒザを入れる。離れた両者、右は右ストレート&左ハイ、古間木もワンツーを返す。右は左を入れ、左ミドル。最後に古間木は組んでケージに神酒を運んだところで2Rが終わった。
最終回、古間木が右を入れ、神酒が左を返す。蹴り足をキャッチしてパンチを見せる古間木は神酒の踏み込みにパンチを合わせていく。神酒は左フックを当てるが、続くテイクダウンは切られる。残り1分で蹴り足を掴んだ古間木だが、ここは倒せず離れた神酒が左を当てる。残り30秒で左ハイを放った神酒はバランスを崩すが、そのまま三角絞めへ。
極めきれなかったが、このサブミッションがどのように評価されるか。結果、ジャッジ3者とも古間木を支持。試合機会を求めて1R3分マッチ戦を受けたチャンピオンは、その判断が裏目に出てしまった。