【UFN98】エルボーから回転バック拳でKO!! アンドレージがブリオネス破り24勝1敗に!!
<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・シウバ・ジ・アンドレージ(ブラジル)
Def.3R2分33秒by KO
エンリケ・ブリオネス(メキシコ)
頭を振ってジャブを繰り出すブリオネス。アンドレージも遠い距離から右を見せて左ロー。ブリオネスはボディを狙い、ジリジリと前に出る。アンドレージは左アッパー、続いて左フック。ブリオネスはワンツーで距離を詰めるも、アンドレージの右を逆に被弾する。アンドレージは左ミドルを入れる。アンドレージのアッパーに、ブリオネスはボディ。距離を詰め切れないブリオネスにアンドレージは後ろ回し蹴り。残り40秒を切って、一気にペースを上げたブリオネスが左右のフックのコンビネーションを2度に渡り決める。この終盤のラッシュでブリオネスのラウンドとなったか。
2Rに入っても、ブリオネスが圧力を強めるなかアンドレージがアッパーを入れる。ほぼボクシング戦となった一戦はブリオネスがボディからフックと勢いを強める。アンドレージの後ろ回し蹴りにも前に出るブリオネスだったが、左ボディアッパーを受けて距離を取り直す。ここからフックで前に出たブリオネスにアンドレージの右フックが当たり、フラッシュダウン。
すぐに立ち上がったブリオネスが右フック、左ボディを打ち込む。しかし、アンドレージのカウンターの右ストレートをモロに被弾してヒザをついてしまう。ここも立ち上がったブリオネスは、飛び蹴りを空振りし背中からマットに落ちる。深追いしなかったアドレージは最後の最後にダブルレッグでテイクダウンを奪い、明確にラウンドを取った。
最終回、左右のボディフックを入れたブリオネスが前に出る。アンドレージは左ジャブから右、そして左ストレートを打ち込む。さらにアッパー、左ハイと優勢に試合を進めるアンドレージが左アッパー。ブリオネスは右フックを返して組みつくと、離れたアンドレージにボディを突き刺す。ここを離れたアンドレージは左エルボーでブリオネスをふらつかせると、直後にスピニングバックエルボーをモロに決める。
腰から崩れたブリオネス、レフェリーが即両者の間に割って入り勝負は決した。この勝利でアンドレージは戦績を24勝1敗という驚異的なモノにした。