【写真】失意の敗北から4カ月、水垣がリーチが長くボクシングに長けたワインランドとユライア引退の日に戦うことが決まった (C)MMAPLANET

1日（火）、UFC JAPAN PRより12月17日（土・現地時間）にカリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで開催されるUFC on FOX22「VanZant vs Waterson」に水垣偉弥が出場し、エディ・ワインランドと対戦することが発表された。

8月のコディ・ガーブラント戦のKO負けより、現役生活の落としどころを求めつつ戦い続ける元日本のエースに対し、ワインランドも暫定世界王座挑戦に失敗して以来、過去5戦で2勝3日と厳しい状況にある。それでも7月にはフランキー・サエンツをTKOで下した一戦ではパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得している。

ワインランドはZUFFA買収前にWECで初代バンタム級王者となり、ZUFFA体制後に王座を失ったものの北米バンタム級のパイオニアというべき存在だ。また、水垣もCage Forceバンタム級王者という日本で初めて62キロの金網MMA王者から世界へ羽ばたいた日本バンタム級の先駆者といえるファイター。

両ベテランが、この世界をリードしたユライア・フェイバーは最後の日にサクラメントで戦う。古くからのMMAファンにはグッとくる──一方で、非常なサバイバルマッチに水垣は挑むこととなった。そんな水垣から届いた、この一戦に賭ける想いは以下の通りだ。

水垣偉弥
「年内にもう1試合したいというのはずっとマネージャーに伝えてあったので決まって良かったです。

ワインランドは自分同じくWECから戦っている選手で常に自分と近い位置にいたのでいつかはやるのではと思っていました。打撃が強くてテイクダウンディフェンスが強いイメージで大まかには似ているスタイルなのかなと思っています!!　年齢も近いですし、再浮上できるのはどちらか1人。そういう試合になると思っています。

そしてユライアの引退試合と同じ日に試合が出来ることを本当に嬉しく思っています。ユライアとは対戦もしていますし、今の軽量級があるのは彼の活躍があってこそです。何よりも僕自身がWECを目指したのはユライアとジェンス・パルバーの試合を見たことが大きかったです!!

まずはは自分の試合に集中し、勝ってからユライアの最後の雄姿をしっかり見届けたいと思います。応援、宜しくお願いします」

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