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【TOP FC13】SPOTVの後ろ盾得たトップFCで、ジュニア×チョ・ソンウォン。結果を残すのはどっちだ??

jr-vs-jo【写真】力は誰も認めるところジュニアとチョ・ソンウォン。日本と韓国の現時点の力を見極めるうえでも非常に興味深い対戦だ(C)SUSUMU NAGAO/FIGHTING GLOBE & MMAPLANET

5日(土・現地時間)、韓国ソウルのオリンピック公園内オリンピックホールで行われるTOP FC13に日本から中村ジュニアが出場し、チョ・ソンウォンと対戦する。
Text by Choi-Soon sil-Woo suk


今大会よりIB SPORTSからSPOTV系のSPOTV Plusで中継され、資金的にも潤沢になったTOP FCで非常に興味深いカードが組まれた。元修斗環太平洋王者で宇野薫にも勝利しているジュニアは、誰もがその実力を認めているものの斎藤裕に連続敗戦や小見川道大との激闘に惜敗、REALでもウクライナの実力は双子ファイターのウラディスラフ・パルブチェンコに敗れるなど、結果が伴っていない。

一方、対戦相手のチョ・ソンウォンもファンの受けのする入場スタイル、何よりも激しい打撃戦で評価が高いファイターだが、TOP FCフェザー級王座決定戦でチェ・ヨングアォンに敗れ、そのチェに勝利してフェザー級の頂点に立つことになる前王者イ・ミングには不運なカットで敗れている。

この試合がバイク事故から復帰戦となるチェ・ヨングアォンとジュニアの一戦。打と組の違いはあるが、ともにプレッシャーを掛けて勝機を広げるタイプだけに、圧で相手の良さを潰すことが勝負の鍵となる──結果が伴っていない日韓実力者フェザー級対決だ。

メインでTOP FCミドル級選手権試合=王者キム・ジェヨン×挑戦者・UFCベテランのアントニオ・ドスサントスJrが組まれた同大会には、パラエストラ北九州所属の出田貴大も参戦し、TOP FCのライバルROAD FCのリアリティTVショー、チュモギオンダ03ウィナーのイム・ビョンヒと戦うことも決まっている。

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