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【KBJJA BJJ PRO】マルキーニョス&シュレックらボンサイ勢、クローズアウト無差別完全制覇

kbjja-bjj-pro【写真】試合開始前に、大会を主催したKBJJAのイ・ジョンウ代表が挨拶のもった賞金トーナメント、開催のタイミングも含め次回大会開催に期待したい(C)TSUBASA ITO

10月30日(日)、東京・墨田区総合体育館でKBJJA BJJ PRO JAPANが開催された。韓国の協会が主催する賞金トーナメントということで注目を集めた同大会だったが、黒帯オープンクラスは試合不成立でマルキーニョス・ソウザやシュレック関根の試合を見ることができなかった。
Text by Tsubasa Ito

トーナメント再注目のアダルト黒帯オープンクラスは、ブルテリアボンサイの3選手以外は欠場となったため、優勝はマルコス・ソウザ、準優勝は関根“シュレック”秀樹、3位はアラン・アウベス・フィデレスと分け合う形となった。

アダルト黒帯の中で唯一、試合が成立したライトオープンクラスは、一回戦でジエメウソン・ハッタを一本で下した川嶋和哉と、チアーゴ・フェリペ・ハタダが決勝戦で激突。開始早々、ハタダが飛びついて下からの体勢となり、クローズドガードの体勢から襟をつかんで引き込もうとするが、川嶋はこらえる。

逆に、川嶋がダブルガードの体勢からトップポジションへ移行し、パスガードを狙う。襟をつかんで川嶋をコントロールしたハタダは、クローズドガードから左脚を抜いて首に回し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。ポイント0-0の接戦は、電光石火の決着となった。

欠場者が相次ぎ、試合不成立のトーナメントが多かったことは残念だったが、墨田区体育館武道場という素晴らしい会場では黒帯以外でも多くの熱戦が繰り広げられた。スポンサード選手の行方を含め、今後の展開に注目したい。


■KBJJA BJJ PRO JAPAN アダルト黒帯リザルト

【ライトフェザー級】
優勝 川嶋和哉(パラエストラ千葉)

【フェザー級】
優勝 ジエメウソン・ハッタ(DAMM FIGHT JAPAN)

【ライト級】
優勝 チアーゴ・フェリペ・ハタダ(IMPACTO JAPAN B.J.J)

【ウルトラヘビー級】
優勝 関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ)

【ライトオープンクラス】
優勝 チアーゴ・フェリペ・ハタダ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
準優勝 川嶋和哉(パラエストラ千葉)
3位 Diemerson Hatta(DAMM FIGHT JAPAN)

【オープンクラス】
優勝 マルコス・ソウザ(ブルテリアボンサイ)
準優勝 関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ)
3位 アラン・アウベス・フィデレス(ブルテリアボンサイ)

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