【PFC13】ルネツが王座奪取、ランバーとの防衛戦熱望
■第6試合 PFC世界フライ級王座決定戦/3分5R
パット・ルネツ
Def.2R2分28秒/リアネイキドチョーク
アンソニー・パラレス
アリゾナ・コンバット・クラブ所属のルネツは、ランバー・ソムデートM16とのフライ級王座決定戦の機会を失って以来、4ヶ月ぶりのリングとなる。パラエスは切れの良いローキックから組みつくと、しばらく差し合いの攻防が続く。小手投げでバランスを崩し、執拗にテイクダウンを狙うルネツ。パラレスは首相撲からヒザ、ルネツはダーディボクシングをコーナー際で仕掛ける。
組み合いのなかで、ヒザ蹴りからテイクダウンを奪うことに成功したルネツ。パラレスは足関節を仕掛けたが、立ち上がったルネツがパウンドを落としたところで、1Rが終わった。
2R、コーナーのもみ合いの中で右をヒットさせたパラレスが、勢いよく突っ込んでくるところでルネツは首投げを決める。殴り合いのなかで、最後はテイクダウンを奪う展開でペースを握ったルネツは、バッククラブの状態へ。
立ち上がって後方に倒れ込んだパラレスをチョークの態勢に捉えたルネツが、PFC世界フライ級王座を獲得。「ここがフライ級の世界の頂点、ランバー、カムバックしたらここで戦おう」とアピールし、リングを後にした。