【Gladiator002】11月23日in大阪。メインはレッツ豪太の防衛戦。「大阪で選手層の拡大」(櫻井代表)
【写真】6月に新生グラジエイターのベルトを巻いたレッツ豪太が、2大会連続の出場となり初防衛戦に臨む (C)GLADIATOR
11月23日(水・祝)、大阪市平野区の平野区民センターで6月に新体制となり、和歌山で旗揚げ戦を行ったGladiatorの第2回大会「Gladiator002 in OSAKA」が開催され、対戦カードも徐々に固まりつつある。
既にSNS等で明らかになっているのが、2階級のタイトル戦だ。Gladiatorウェルター級チャンピオンのレッツ豪太が韓国のムン・ジュンヒの挑戦を受け、ライトフライ級王者ヤックル真吾に吉村友菊が挑むことになる。ムン・ジュンヒは10月18日にDEEP CAGE後楽園ホール大会、ウェルター級GPでジャイアン貴裕と対戦することがDEEPから発表されている韓国人ファイターだ。
この他、Gladiator武士道フェザー級チャンピオン大道翔貴が、天草ストロンガー四郎と対戦する一戦を始め、同じくフェザー級で北崎拓実×上山雄大、フライ級の大前健太×上荷大夢という創道塾勢の出場。草信孝謙×小椋雄輝のバンタム級戦、別府敬佑×カン ホサのウェルター級戦、NavE×鈴木崇豊という正道会館×和術慧舟會勢のバンタム級戦などが組まれることが決まっている。
本日より韓国を訪れAngel Fightingの視察を行う櫻井裕一郎代表より、以下のように大阪大会に向けての意気込みが届いた。
櫻井裕一郎Gladiator代表
「6月の新生グラジエイターの開催に当たり、地方での会場事情が恵まれていないことや、ラウンド数と試合数の兼ね合いからも、大会時間に限度がありそこのさじ加減が必要になることを学びました。選手の実力や相性など実際に試合になってみて初めて分かる事が多く、より多くのMMA大会を視察し、リアルに選手の動きを見ることの大切さが再確認されました。
このような経験を踏まえグラジエイターでは、旗揚げ戦のような規模のイベントを常時行うのではなく、中規模の大会も織り交ぜて、日ごろからジムで厳しい練習に取り組んでいる選手達が出場したいと思われるようにルールの整備、競技運営の徹底、さらには個々の選手のポテンシャルを精査した上で、試合のオファーを出させていただき、ファイトマネーにも反映させ、少しでも選手の力になれる大会を目指していこうと思います。
また今後はライブ配信を視野に入れ、徐々にメディア進出を果たすと同時に、ライブ観戦で臨場感をファンの皆様には味わっていただきたいという想いもあります。その積み重ねで、最終的には地上波進出を目指し、努力していきます。
同様にグラジエイター主力選手を育成し、海外のイベントに送り出し行けるよう充実した大会開催を目指します。日本にも先人たちの大会がいくつも存在していますが、グラジエイターも横のつながりを大切しつつ、独自の選手育成にも力を入れていく所存です。
次回の大阪大会につきまして、やはり私どもが拠点を置く和歌山の現状としまして、MMAファイター、ジムや道場の数が非常に少なく格闘技の大会も殆ど行われていません。そんな和歌山でMMAを定着させるためにも、質の良いイベントを開く必要があり、大会開催数を限定させる必要もあるかと考えました。
そしてより多くの出場選手、ファンの方にグラジエイターを知ってもらうにも、大阪でのイベント開催が必要だと感じた次第です。大阪大会を開くことで、選手層が拡大し上記にあるようグラジエイター独自の選手発掘にも繋がると思っております。
大阪は毎週のようにプロもしくはアマチュアのMMA、 キックボクシングの大会が開かれており、格闘技イベント激戦区だと私どもでは位置付けています。その大阪でグラジエイターを定期開催し、認知度と同時に出場選手のスキルアップを目指します」