【VTJ08】佐藤将光と対戦、ダイキライトイヤー<01>「めっっっっちゃテンション上がりました」
【写真】ダイキライトイヤー、そのリングネームの由来は言わずもがな(C)MMAPLANET
19日(月・祝)に浦安市の舞浜アンフィシアターで開催されるVTJ8thで佐藤将光と対戦するダイキライトイヤー。6月のVTJ大阪大会で一本勝ちを収めたことで今回のチャンスを掴み取り、自分にとってターニングポイントの一戦になると意気込んでいる。
修斗ジム神戸を拠点に神戸という土地で日々己を磨き続けているダイキ。この大一番に向けて「試合が終わった時には『おっ!ダイキやりよった!』って感じで、会場がざわつくと思います」とアップセットを興す意気込みが終始伝わってきた。
――VTJ8thで佐藤将光選手と対戦するダイキライトイヤー選手です。試合まで残り一週間ですが、今のコンディションはいかがですか。(※取材日は9月11日)
「良い感じに仕上がっていますね。バンタム級(61.2キロ以下)まで落とすのは初めてですが、いい感じに体重も落ちてます」
――ダイキ選手はデビューからユニファイドルールでいうフェザー級(65.8キロ以下)で戦ってきたわけですが、階級を下げようと思ったきっかけは何だったのですか。
「特にこれといった理由はないんですけど、昔から一緒に練習しているバンタム級の選手たちと通常体重がほとんど変わらなかったんです。それやったら自分も階級を落とした方がエェんかなと思って、階級を変えようと思いました」
――今までよりも体重を落としての練習でどんな手応えを感じていますか。
「結構、動けていますね。周りからは痩せたなと言われるんですけど、自分ではパワーが落ちた感じもないし、特にやつれている感じもしないんで、やっぱり自分にはこっちの方(バンタム級)が合っている気がします。
まあ実際に試合をやっていないので、まだ分からない部分はありますけどね」
――ダイキ選手は6月のVTJで約1年ぶりの勝利(村田崇に三角絞めで一本勝ち)を収めていますが、あの試合の勝因は何だったと捉えていますか。
「どうですかね……圧倒して勝たなアカンなと思って戦って、それがたまたま三角絞めで一本勝ちにつながったという感じですね」
――例えばこの1年間で、練習内容などを変えたことはあったのですか。
「いや、練習そのものはいつも通りです。修斗ジム神戸で練習しながら、出稽古するって感じで」
――ではそういった練習が上手くかみ合って、試合に出たのが村田戦ということですね。
「……だと思います(笑)」
――ちなみに今の練習環境を教えてもらっても良いですか。
「修斗ジム神戸をメインにリライアブルさんとキングジムさんに出稽古させてもらって、打撃はキックボクシングのSFKさんで教わっています。あと先週と先週は大阪まで出てコブラ会さんにも行かせてもらいました」
――修斗ジム神戸を中心にいい練習環境を整えられているようですね。
「はい。最近は僕が行くだけじゃなくて、ウチのジムに他のジムの選手が来てくれることもあるんで、すごく良い環境でやっていると思います」
――そこで今回は40戦以上のキャリアを誇り、格上といえる佐藤選手と対戦が決まりました。最初にオファーを受けた時の心境を聞かせてください。
「最初は『えっ?俺でエェんかな?』って感じで驚きました。けど、すぐに『ありがとうございます!! お願いします!』って返事しました」
――驚きつつも気持ちは昂りましたか。
「(気持ちを込めて)めっっっっちゃテンション上がりましたね(笑)。初めてバンタム級で試合をやるのに修斗でトップランカーの選手とやっても良いんか?って感じで」
――対戦相手として佐藤選手にはどんな印象がありますか。
「すべてにおいて“上手い”ですよね。際も強そうやし、組みも打撃も強そうなんで。ただ僕は僕で常に動き続けて戦うつもりでいます」
<この項、続く>