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【Grandslam05】天才の復活or終幕?! 鈴木淑徳戦が決まった加藤忠治 「キャンセルが理想的」

nori-chuji-k-san【写真】2014年11月15日にPXCの王座を奪ったのが、現時点で最後の試合となっていた加藤忠治(C)PXC

12日(月)、11月3日(木・祝)に東京都江東区ディファ有明で開催されるGRANDSLAM05のカード第一弾として、加藤忠治×鈴木淑徳のライト級2回戦(※延長有り)が発表された。3月から8カ月のインターバルを空けてのGrandslamは、意外なファイターの一戦が決まった。


前PXCライト級チャンピオンの加藤はグレン・ラリーロを破り同王座を獲得して以来、2年振りの実戦となる。家業を継ぐビジネス界の王座継承を目指し、PXC王座を返上し25歳の若さで事実上で引退していた──青木真也や北岡悟がジーニアスと称するファイターが何を想い突如、現役復帰を果たすのか。何より、PXC王座を返上した際には『あと1試合、日本で戦ったら引退します』と公言していた彼にとって、実はこの復帰戦が引退試合となるのか。

対戦相手の鈴木とは2011年5月に対戦経験があり、その時は加藤が判定勝ちを収めている。この試合に向けて、まずは8月にプール通いから体を創り始め、9月に入って格闘技のトレーニングを再開したという加藤だが、仕事と練習の両立に戸惑っているという話も伝わってくる。

そんなジーニアスから、鈴木戦に向けての意気込みとは思えない意気込みが届いた。

加藤忠治
「一番は鈴木選手が怪我をして試合直前にキャンセルになるか、不戦勝になるのが理想的です!! この試合に関しては、全くもって鈴木さんに対して殺意はないのですが、タイトルを獲って半分引退みたいな形の身分で、肩の荷が下りた的な感覚なので。これまでやってきた試合の反対側に行けたらいいなと思っています」

この加藤の発言に対し、ホームページ上で舌戦のファンタジスタと評されている鈴木の反応も気になるところだ。

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