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【NEXUS19】レポート─01─鈴木淑徳はサッカーボールキックで反則勝ち。手数のバンが青井に競り勝つ

Szuki【写真】反則勝ちで準々決勝進出を決めた鈴木。次の対戦相手は須貝秋彦となる (C)NOBU YASUMURA

23日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXUS19レポート第1弾。ここではフェザー級王座決定トーナメント1回戦から、虫けら魂=鈴木淑徳✖駿太とバン・ジェヒョク✖青井太一の2試合の模様をお届けしたい。
Text by Nobu Yasumura


<NEXUSフェザー級王座決定T1回戦/5分2R+ExR>
鈴木淑徳(日本)
DQ 1R4分23秒by Illegal Kicking
駿太(日本)

1R、蹴り主体の攻めを見せる駿太に対し、鈴木は構えをスイッチしながらパンチを出しチャンスと見るや、積極的にテイクダウンを狙う。スタンドに戻ると、駿太は打撃勝負を狙い、鈴木は寝技に持ち込みたいという展開のなかで、組み合いで下になった鈴木に対し、駿太は反則のサッカーボールキックを放ち、さらに追撃のパウンドも振り落としてしまう。左目を大きく腫らしドクターチェックを受ける鈴木は試合続行不可能となり、鈴木の反則勝ちとなった。
 
<NEXUSフェザー級王座決定T1回戦/5分2R+ExR>
バン・ジェヒョク(韓国)
Def.2-0:20-18.20-18.19-19
青井太一(日本)

Ban1R、左ジャブ、右ストレートを当てるジェヒョクに、青井も一切臆することなくワンツー返して打ち合いに持ち込む。手数を増やすジェヒョクがペースを握るも、青井も的確にパンチを返してイーブンの展開となる。

2R、思い切りのいいパンチを振り回すジェヒョクは左ハイも見せるが、青井も引かずに左ストレート、バックブローと攻撃を切らさずに反撃する。手数、有効打の多いジェヒョクが判定2-0で勝利した。

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