【UFN91】K太郎、2R残り1秒で宣言通り、リアネイキドチョークを極めノークからタップ奪う!!
<ウェルター級/5分3R>
中村K太郎(日本)
Def.2R4分59秒by RNC
カイル・ノーク(豪州)
いきなり左フックを被弾したK太郎の足下がふらつく。気が付いて前に出たノークだが、ここはK太郎が凌ぐ。右ミドル、右ローを入れたノークは右前蹴りも見せる。ノークの右フック、左ジャブをまたも受けたK太郎が右フックを当てる。ノークも左を入れるが、K太郎はハイキックから距離を詰めていく。右フックから左ハイ、さらに左とK太郎の攻撃の精度が上がる。残り2分、右フックを打ち込んだK太郎に対し、ノークがボディロックからテイクダウンに成功する。
試合はすぐにスタンドに戻ると、両者の拳が激しく交わる。ノークの右前蹴りが当たるが、K太郎は前に出続ける。左から右を伸ばしたK太郎、ノークが右ハイを返し右ミドルも蹴り込む。ここでラウンドが終了、ポイントは取られた可能性が高いがいくらでも盛り返すことができる──そんな試合内要だった。
2R、ハイを蹴り合った両者。K太郎は右から左を入れてテイクダウン狙いへ。スプロールしたノークは細かい蹴りを繰り出す。右フックをヒットさせたK太郎は左ミドルを続けて蹴り込む。続くK太郎の右ローは空振りに、そしてシングルレッグも切られ。それでもK太郎は左を伸ばして前へ。K太郎の左ジャブに、ノークは右ミドルを返す。
勢いのある左ミドルから左ストレートでノークの動きをK太郎が止める。このラッシュから左ストレートを決めたK太郎をノークがダブルレッグでテイクダウンし、ケージに詰めてバックへ。K太郎が胸を合わせるとノークは離れてサイドキックを見せる。
残り45秒、K太郎が左ミドルを入れ、左から右、さらに右ヒザを突き上げるとノークが後方に倒れる。パウンドからマウントを奪ったK太郎はパウンドを連打、背中を見せたノークに残り10秒でRNCへ。ラウンド終了まで1秒というところでノークがタップ。「もう嬉しくてしょうがないです。押忍。殴られて視界が悪くて、でも僕のRNCは素晴らしい」と語ったK太郎は、オクタゴンでKポーズを決めてみせた。