【UFN91】オミランチェクがオレイニクのトップ今トールを逃れ、打撃を入れてマジョリティ判定モノに
<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・オミランチョク(ポーランド)
Def.2-0:29-28.29-28.28-28
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
いきなりフックのラッシュで前に出たオレイニクだが、オミランチョクの反撃を受けてテイクダウン狙いに切り替える。シングルで押し込みテイクダウンに成功したオレイニクがオミランチョクの腰をコントロール、足首を掴むなど立ち上がることを許さない。背中をつけたオミランチョクからマウントを取ったオレイニクがパンチを入れる。オミランチョクはハーフに戻すと、前腕でチョークを狙う。右のエルボーを落とすオレイニク、続いて鉄槌に切り替える。残り90秒、ケージ際に移動したオミランチョクが立ち上がる。オレイニクは再びダブルを仕掛けテイクダウン、バックマウントに移行したところで初回が終わった。
2R、左エルボーをカウンターで入れたオミランチョク。追撃のパンチで引き込むように下にあったオレイニクに左の鉄槌を思い切り落とす。オレイニクはここでヒザ十字からヒールフックへ。そのままリバーサルとでトップを取り返し、スカーフホールドへ。頭を抜いたオミランチョクはそのまま状態を起こしてトップを取り、ハーフガードで固まるオレイニクに左の鉄槌を落とす。
左を差したオレイニクが起き上がり体を入れ替えて、オミランチョクをケージに押し込む。立ち上がって離れたオミランチョクがワンツーから左フック、オレイニクはダブルレッグでドライブすると、ここでもテイクダウンに成功する。マウントを取ったオレイニクが、オミランチョクのブリッジに合わせて腕十字へ。下になりながら三角絞めに移行したオレイニクだが、クラッチが甘い。足が割れたオレイニクがパンチを入れるオミランチョク。もう一度足を組み直したオレイニクだが、三角絞めの効果はなかった。
最終回開始早々にオレイニクが組みつく。ケージ際で耐えるオミランチョクがパンチを入れる。とオレイニクは引き込みクローズドガードへ。マウスピースも吐き出すなど、オレイニクのスタミナの消耗が激しい。オミランチョクはコツコツとパンチを落とす。残り3分でレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドへ。オレイニクがすぐに組んでオミランチョクをケージに詰める。
ダブルレッグでオミランチョクを倒したオレイニクはバックマウント。オミランチョクは前転で逃げようとしたが、両足をフックされて捕まる。ここで何を思ったかオレイニクは体を起こして強引に肩固めを狙う。バランスを崩して下になったオレイニク。オミランチョクは攻撃手段が少なく再びブレイクが賭けられる。最後の最後でテイクダウンを奪ったオミランチョクが、巨岩が転がりあうような肉弾戦をを2-0で制した。