【VTJ】渡辺久江の復帰戦の相手は、本格派ティーンエイジャー=パク・ジョンウン
【写真】またも10代の韓国人ファイターと戦うこととなった渡辺。パク・ジョンウンの組み際への対処が見ものだ (C)SUSUMU NAGAO/WSOF-GC &MMAPLANET
13日(月)、19日(日)に大阪市浪速区の大阪府立体育会館第2競技場(エディオン・アリーナ大阪)で開催されるVTJ in OSAKAで渡辺久江が韓国のパク・ジョンウンと対戦することが発表された。
ティーンエイジャー花盛りの韓国女子MMA界にあって、その実力が抜けているといっても過言でないパク・ジョンウンが、今年の2月に復活した格闘ジャンヌダルクと対戦することとなった。奇しくも渡辺が復帰戦をKO勝利で飾った相手も、韓国10代選手のイ・イェジだったが、アイドル的な要素を持つイ・イェジとパク・ジョンウンは性格の違うプロファイターだ。
語弊を恐れずにいうなら本格派。プロMMAキャリアはまだ1年ながら、デビュー戦で日本を代表する女子MMAファイターの藤野恵美に食い下がった。その後SARAMIにも、大切な場面でトップを許し判定負けを喫しているが、キックボクシングやサンボの経験を生かした打撃&寝技で実戦の数とは反比例するような戦いぶりを見せていた。
藤野戦の時点で、サンボのエスポワール(ジュニア)・アジア大会で銀メダル、アマチュア・キックで11戦(10勝1敗)のキャリアを誇っていたスーパー・ティーンエイジャーは今年の1月にROAD FCで中国のリュウ・ジャオニを肩固めに切って落とし、サンボに加え柔道の大外刈り、ブラジリアン柔術的な動きも存分に披露している。
組みという局面では、渡辺の首相撲+ヒザを攻略する必要こそあるが、一気に試合の流れを掴む力を持つパク・ジョンウン。その前の局面、気持ちが強いだけに打撃での防御力がどれだけ磨かれているか焦点となるだろう。怖がらないのは当然として、守る力があれば勝機は十分にある。逆に復帰2戦目となる渡辺は組ませず、組まれれば首相撲。特にMMA特有の金網を背負い、軸を作った状態で首相撲を使いこなせるようだと鬼に金棒。組まれてもパク・ジョンウンの攻撃の芽を摘むことができ、勝利に直結する攻撃も可能だ。
■ VTJ OSAKA対戦カード
<135ポンド契約/5分3R>
竹中大地(日本)
アラン・フィルポット(英国)
<105ポンド契約/5分3R>
渡辺久江(日本)
パク・ジョンウン(韓国)
<125ポンド契約/5分3R>
田丸匠(日本)
田中寛之(日本)
<145ポンド契約/5分2R>
青井人(日本)
ファン・チョンホ(韓国)
<135ポンド契約/5分2R>
土肥潤(日本)
じゅん(日本)
<145ポンド契約/5分2R>
ダイキ・ライトイヤー(日本)
村田崇(日本)
<145ポンド契約/5分2R>
鷹亜希(日本)
カーリー(日本)
<VTJ NEXT・156ポンド契約/3分3R>
鈴木敦順(日本)
長田拓也(日本)
<VTJ NEXT・135ポンド契約/3分3R>
秋葉太樹(日本)
青柳洸志(日本)