【UFC197】ヒザの猛攻でDJがセフードを寄せ付けず。169秒で8度目の王座防衛に成功
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
Def.1R2分49秒by TKO
ヘンリー・セフード(米国/2位)
左ローから右オーバーハンドを放つDJ。セフードが組みつくと、上半身の大きさが目立つ。右フックを打ちながら離れたDJは左ハイ、一旦マットに両手をつけて右フックを振るう。距離が近付き、クリンチの状態になるとセフードがまずテイクダウンに成功する。蹴り上げから立ち上がったDJは首相撲に取りヒザを入れる。胸をつけるセフードをケージに押し込んだDJは、右ヒザから右エルボーに続き右ヒザを2発でボディをえぐる。
続く左ヒザを受け手動きが固まったセフードが下がる。追いかけたDJは左と右のパンチから左ヒザでとどめの一発。セフードは腰から崩れ落ち、パウンド2発でレフェリーが試合を止めた。
「作戦はなかった。戦うだけ。僕のクリンチは危険だからね。ヒザを入れれば、グェーとなって決まりだよ」と8度目の王座防衛に成功したDJは涼しい表情で話した。