【UFC FOX19】ペニントンが超接戦を制し、コヘイアからスプリット判定勝ち
<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・ペニントン(米国/11位)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ベチ・コヘイア(ブラジル/8位)
左ジャブを伸ばすペニントンに対し、ベチも左を返す。慎重な両者、左の相打ちからペニントンが右を見せて組んでいく。すぐに離れたベチは右ロー、さらにローに右を合わせていく。ベチは左ミドルから右アッパーと手数でペニントンを上回る。さらにワンツーを入れたベチだが、ペニントンが左を打ち込み近い距離でも右フックを当てる。続いて右ストレートを伸ばしたペニントンはケージにベチを押し込むが、すぐに離れる。ベチはここで左フックを入れ、右ロー。前に出るペニントンをサークリングでかわしたベチは、残り30秒でケージに押し込むと細かいボディとフックを見せラウンドが終わった。
2R、いきなり激しいパンチの交換が見られベチの左がペニントンの顔面を捉える。さらにローにワンツーを入れたベチは、ペニントンのクリンチを突き放しヒザに左フックを入れる。ショートの右アッパーも見せたベチは、再びローに左を合わせる。押され気味のペニントンは右を伸ばしたが、すぐに距離を取られ逆に右を被弾する。ベチは重い右ローを蹴り、ペニントンは左フックを返す。首相撲からヒザ蹴りを狙うペニントン、互いにエルボーを打ち合い離れる。ベチの左フック、ペニントンのステップインジャブとパンチを打ちあった両者、残り1分でベチがペニントンをケージに押し込む。ペニントンは首相撲からヒザ蹴り&エルボーのコンビネーションを見せる。さらにボディにヒザを重ねたペニントンは、右エルボーで攻撃を締めくくった。
最終回、左から右フックを入れたベチ。続いて右フックを打ち合うと、ペニントンは首相撲&ヒザ蹴りをボディに突き刺す。ベチはその首相撲にもフックやアッパーを打ち込んで離れると、右フックをヒットさせる。続いて右ボディフックを入れたベチはダブルレッグでケージに押し込む。タイミングの良いテイクダウン狙いを防いだペニントン、自ら離れたベチはヒザをボディに受ける。残り50秒、ベチの左が2発ペニントンを捉える。そのペニントンがシングルからハイクロッチでテイクダウンを狙う。ペニントンは首相撲からヒザに切り替え、ベチもフックを振るって試合はタイムアップを迎えた。
結果、判定はスプリットで分れペニントンが勝利を収めた。