【UFN139】デランダミーがケージに押し付けてくるペニントンに判定勝ち
<女子137ポンド契約/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー(オランダ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ラケル・ペニントン(米国)
体重オーバーの地元ペニントンへの後押しの声のなか、デランダミーが右を当てる。組んでいったペニントンがケージにデランダミーを押し込み、細かいパンチを放っていく。ウィザードで耐えるデランダミーが首相撲で押し返し、ボディへのヒザに続き顔面にエルボーを打ちつける。
ペニントンはアッパーを返し、胸を合わせていく。残り30秒で離れたデランダミーがアッパー、組んできたペニントンを逆にケージに詰め初回が終わった。
2R、打撃戦を嫌い組もうとするペニントンを捌いてパンチを入れるデランダミーは、テイクダウン狙いを切って左ボディストレートを打つ。入れないペニントンを捌くデランダミーは、ハイを軽くブロック左右のローを蹴っていく。逆に右ハイを放ったデランダミーが左ジャブを当て、プレッシャーを強める。ここでダブルレッグに出たペニントンが、デランダミーをケージに押し込む。
細かいパンチを入れるペニントンがヒジ打ち、頭をデランダミーの顔に固定し隙間を与えない。左に回って中を取ることに成功してデランダミーは、パンチに力が入るように。ペニントンはここでシングルからハイクロッチ、デランダミーの体が浮いたがテイクダウンは奪えなかった。
最終回、ここまでイーブンの可能性が高くデランダミーが距離を詰めてプレッシャーを与える。ケージを背負うペニントンはパンチをかわしたところで右ローを被弾する。さらに右をハイを見せて前に出るデランダミーは左ジャブを当て、右ミドルへ。ジャブを見せて右ストレートをヒットさせたデランダミーが、続いて右フックを打つ。左ジャブ&右ローを決めたデランダミーに組み付いたペニントンがケージに押し込む。
ここも細かいパンチを入れ続けるペニントンは、一つのテイクダウンに賭けたか。ウィザードでシングルを切るデランダミー。背中を金網につけた状態でデランダミーが放ったヒザ蹴りが股間へ。中断後、すぐにクリンチに出たペニントンにヒザを突き上げたデランダミーは、ここもケージに押し込まれる。残り30秒、ヒザを出し合い10秒で離れたデランダミーがローとミドルを繰り出してタイムアップに。
結果、デランダミーは2Rも落としておらず30-27✖3で判定勝ちとなった。