【UFN139】テイクダウン&キープで30-25が2人。ダリューシュがモイゼスに圧勝
<ライト級/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国)
Def.3-0:30-25.30-25.30-26
チアゴ・モイゼス(ブラジル)
サウスポーのダリューシュに右の蹴りを見せるモイゼス。ダリューシュが右ローを蹴り、組んでいくとギロチンから引き込む。頭を抜いてパウンドを落とすダリューシュに対し、モイゼスは腕十字も防がれバックを許す。やがて胸が合った状態になるとモイゼスの小手を決めた投げからスクランブルへ。
モイゼスは再びギロチンを仕掛ける。ここでもダリューシュが頭を抜いてパウンドへ。背中を譲って立ち上がったモイゼスが胸を合わせて離れる。ダリューシュはすぐに距離を詰め、首相撲へ。ボディロックに切り替えたダリューシュがテイクダウンを奪い、マウントを奪取する。パンチとエルボーを落としたダリューシュが初回を取った。
2R、細かいパンチや蹴りの応酬のなかで左ハイを放ったダリューシュが組んで、ボディロックテイクダウンに成功。ハーフからパンチを落とされたモイゼスは足を戻してクローズドガードへ。しばらく下が続いたモイゼスは腰を蹴って立ち上がるが、そのまま背中を譲ってケージに詰まった形で片ヒザをつく。サイドバックからバックに回ったダリューシュが両足をフックし、後方に倒れ込んでRNCへ。アゴの上からパームトゥパームを凌いだモイゼスだが連続でラウンドを失った。
最終回、アッパーから距離を詰めたダリューシュに対し、モイゼスはここでギロチンへ。苦も無くトップを取ったダリューシュがハーフからパンチを入れる。さらに背中を預けて立ち上がろうとし、バックマウントを許してしまう。残りは2分半以上、ダリューシュは絞めを狙いつつ、時間の経過を待てば良い状況に。
バックマウントを解いても、バックコントロールを続けたダリューシュが大差のフルマーク判定勝ちを収めた。