【UFC164】ロズウェルがヴェラ逃さず、パウンドで仕留める
<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
Def.3R1分54秒 by TKO
ブランドン・ヴェラ(米国)
サウスポーの構えから左ボディストレートを放ったヴェラ。さらに左ローを蹴り込むが、ロズウェルの右を受けそうになる。ケージ際に追い込まれながら、右フックを放って距離を取り直したヴェラに、ロズウェルが左を伸ばす。続く右を受けたヴェラがケージにもたれるようになるも、すぐに左ミドルを入れていく。左回りのサークリングを追いかけてくるロズウェルに左フックを入れたヴェラは再び距離を取って、左回りを続ける。
回るヴェラ、追いかけるロズウェルという展開が続く中、ロズウェルが右ローを蹴り込む。正面になると左ミドルを入れ、離れるヴェラとの距離を詰めるロズウェルだが、詰め切れない。と、オーソに構えを変えたヴェラが前に出る。そのまま手を出さないでサウスポーに戻し、下がったヴェラは、ロズウェルのローを急所に受けて悶絶。1R終了際に試合が中断する。
再開後、すぐにタイムアップとなり迎えた2R、ついにケージ際にヴェラを押し込んだロズウェルが組みからヒザを入れる。ヴェラも右ワキを差し、ヒザを突き上げる。離れ際の右ストレートが空を切ったロズウェルは、次に距離を詰めたときに左のエルボーを被弾する。再びオーソになったヴェラは、左に戻しローを蹴り込む。ヴェラはオーソから右をローを入れると下がってテイクダウン狙いへ。
ロズウェルがこれを切り、2Rも残り1分となる。フックからケージ際に組みついたロズウェルだが、逆に左ボディストレートを受け、左ハイをブロックする。ヴェラは左ストリートをヒットさせ、下がると最後にロズウェルの右ハイを避け、2Rが終了した。最終回、ケージにヴェラを押し込んだロズウェルだが、ここから手がなくブレイクを命じられる。
オクタゴン中央で再開後、ハイキックからボディを見せたロズウェルは、下がるヴェラに体を揺すって距離を詰めていく。と、ケージ際で右アッパーを打ち込み、動きの止ったヴェラの頭を固定してショートアッパーの連打、そしてヒザを突き上げる。体をふらつかせ下がったヴェラに追撃のアッパーから、ヒザを入れダウンを奪ったロズェルは、パウンドを落してTKO勝ちを決めた。