【UFC96】ブラウン勝利もレフェリーに罰金モノの誤審
■第8試合ウェルター級/5分3R
マット・ブラウン(米国)
Def.1R1分32秒/TKO
ピート・セル(米国)
【写真】最初の一撃で勝負の流れを決めたブラウンは、レフェリーがストップを掛けるタイミングに戸惑いつつも、一気に試合をモノにした (C) ZUFFA
試合開始早々、飛び込んで右ストレートから、右ハイ×2発、さらに左ストレートから右フックを打ち込んだブラウン。KO状態のセルを見て、レフェリーが両者の間に割って入ったが、なぜか試合を続行させる。
一瞬の間をおいて、さらにパンチを見舞っていくブラウン。セルはしゃがんだ状態で彼の片足にしがみつき、なんとか立ち上がることに成功したが、そのままエルボーから追撃を受け続ける。力なくガードポジションをとったセルが、成す術なくブラウンのパウンドを2発浴びると、レフェリーがここで正式に試合をストップ。罰金モノのレフェリーの誤審が見られた試合で、ブラウンが完勝した。