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【Glory26】キック王国に凱旋イベント。ヴォーホーベン&ホルツケン揃い踏み

Nieky & Verhoeven【写真】オランダ人世界王者が揃い踏み。再びアムスをキックのメッカとすることができるか(C)GLORY

4日(金・現地時間)、キックボクシング王国オランダはアムステルダムについにキックのビッグショーが還ってくる。アムス市街地の南に位置するコンベンションセンター、RAIアムステルダムで開催されるGLORY26「AMSTERDAM」。

先月のイタリア・ミラノ大会に続き、欧州回帰路線第2弾と同国が誇るGLORY世界王者=ヘビー級リコ・ヴォーホーベンとウェルター級ニキー・ホルツケンが、それぞれベンジャミン・アデブグイとマーセル・グローエンハートとの挑戦を受ける。

ヴォーホーベンは1月のクンルン・ファイトでアンドレイ・ヘラスムチクに判定負けを喫し不安な1年の立ち上がりとなったが、その後はGLORYでエロール・ジマーマン、そして今回の挑戦者でもあるベンジャミン・アデブグイを相手に防衛に成功している。前回の試合ではパンチでこそ圧を掛けることができたアデブグイだが、蹴りとのコンビネーションで完全に動きを止められての完敗だけに、今回もヴォーホーベンが有利であることは間違いない。

イタリア大会のトーナメントを制し、ホルツケンへの挑戦権を獲得したグローエンハート。序盤はカリム・ガジを圧倒したものの、攻め疲れで急激に動きが落ちた反省点をホルツケン戦でいかに修正できているか。ホルツケンも米国仕様のGLORYで2試合連続レイノルド・ダニエルスをTKOで下しているものの、本当の意味でのトップファイターとの対戦は間が開いてしまっていただけに、試立ち上がりなど相当注意が必要になってくるだろう。

この他、モサブ・アムラーニ=モロッコ×イム・チビン=韓国、シェーン・オブロンスキー=米国×マイコル・ユルキ=ブラジルと国際色豊かなフェザー級トーナメントも行われる同大会。モロッコ人ではあるがオランダで生まれ育ったアムラーニが本命ということもあり、アムステルでのキック復活は、オランダの夜となる可能性が高い。

なお、今回のアムスでのイベント開催は一度切りという噂もあるだけに、スポーツ性の高さをオランダ&アムステルダム市にアピールできる内要になってほしいものだ。

■GLORY26 対戦カード

<Glory世界ヘビー級選手権試合/3分5R>
[王者]リコ・ヴァーホーベン(オランダ)
[挑戦者]ベンジャミン・アデブグイ(ルーマニア/1位)

<Gloryフェザー級トーナメント決勝/3分3R>
TBA
TBA

<GLORY世界ウェルター級選手権試合/3分5R>
[王者] ニキー・ホルツケン(オランダ)
[挑戦者] マーセル・グローエンハート(オランダ/1位)

<Gloryフェザー級トーナメント準決勝/3分3R>
モサブ・アムラーニ(モロッコ/1位)
イム・チビン(韓国/4位)

<Gloryフェザー級トーナメント準決勝/3分3R>
シェーン・オブロンスキー(米国/2位)
マイコル・ユルキ(ブラジル/5位)

■ SUPERFIGHT SERIES
<ヘビー級/3分3R>
エロール・ジマーマン(キュラソー/5位)
トーマス・ヴァネステ(ベルギー/12位)

<ヘビー級/3分3R>
ダンヨ・イルンガ(ドイツ/2位)
ムラッド・ボウジディ(チュニジア/5位)

<ライトヘビー級/3分3R>
フレッド・シッキング(オランダ/13位)
ジネディン・アミュアライン(フランス/9位)

<ウェルター級/3分3R>
カラペット・カラペティアン(アルメニア/6位)
ヨアン・コンゴロ(スイス/4位)

<ライト級/3分3R>
ペルヴィズ・アブドゥラエフ(アゼルバイジャン)
アジズ・カラ(モロッコ)

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