【UFN79】ハム・ソヒ「もう背は伸びないので足を使う」&チェ・ドゥホ「1ミリも下がらない」
【写真】11ヵ月振りのオクタゴン2戦目、初勝利なるか──ハム・ソヒ (C)MOOzine
25日(水・現地時間)、28日(土・同)に韓国ソウルのオリンピック公園第一体育館で開催されるUFN 79「Henderson vs Masvidal」の公開練習が同地ヨンドゥンポにあるタイムズスクエア・アトリウムで行われた。
Text by Choi Woo-Suk
メインで対戦するベンソン・ヘンダーソンとホルヘ・マスヴィダル、キム・ドンヒョン、チェ・ドゥホ、ハム・ソヒ、そして秋山成勲の6選手がエントランスに設けられたケージで公開練習を行い、司会者との質疑応答で抱負を語っている。そんなオープンワークアウトから、まずハム・ソヒとチェ・ドゥホが何を話したかをお伝えしたい。
ハム・ソヒ
──この試合に向けて、キム・ドンヒョンやチェ・トゥホとキャンプを張っていたそうですね。
「ハイ。以前から一緒に練習してきたメンバーですが、今回も本当に色々と試合に役立つ練習ができました」
──必要以上にやられることは?(笑)
「いつものことなので慣れています。大丈夫です(笑)」
──韓国発の女子UFCファイターになりました。女子のファンや後に続く選手たちに一言お願いします。
「韓国はUFCが開催されるまでMMAが普及しました。私の試合を見て、女子ファンや選手たちが頑張ってくれると嬉しいです」
──女子ストロー級ではどうしても体が小さいです。何か克服する手段を考えていますか。
「作戦はチームの監督が立ててくれたことを実行するだけです。もう背が伸びることがないので、足を使ってスピードを重視したいです」
──先日、ホーリー・ホルムがロンダ・ラウジーを破りました。
「ホルム選手は私と同じサウスポーなので、凄く興味を持っていました。横に回ってカウンターを打つのが印象的でした。やはりボクシングで世界王者だっただけあって、凄く難しい技を繰り出していました。私ももっと色々と勉強したいです」
──今のコンディションは?
「とても良いです。こんな公開練習は初めてで、たくさんの人の前でこういうことをするのも凄く良いですね」
──初めてUFCが韓国で開催されます。
「UFCが見たくて日本まで行っていました。僕らのようなファイターだけでなく、ファンにとっても凄く大きいことだと思います」
──このところケガが多かったですが。
「こう言っては元も子もないですが、不運でした。前は試合が近づきペースをあげてもケガをすることがなかったのに、最近では無理もしないのにケガが増えました」
──今回のサム・シシリア戦、KOが期待されています。
「KO決着になるでしょう。もちろん、勝つのは僕です。シシリアも下がるタイプの選手ではないし、こっちも1ミリも引くつもりはないです」
■ UFN79対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国/7位※)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)
<ウェルター級/5分3R>
キム・ドンヒョン(韓国/7位)
ドミニク・ウォーターズ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
秋山成勲(日本)
アルベウト・ミナ(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ(韓国)
サム・シシリア(米国)
<フェザー級/5分3R>
ナム・ウィチョル(韓国)
マイケル・デラトーレ(米国)
<ライト級/5分3R>
バン・テヒョン(韓国)
レオ・クンツ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ヤン・ドンイ(韓国)
ジェイク・コリアー(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
コートニー・ケイシー(米国)
<フライ級/5分3R>
ヤオ・ジークイ(中国)
フレディー・セラーノ(コロンビア)
<バンタム級/5分3R>
ニン・グォンユ(中国)
マルコ・ベルトラン(メキシコ)
<ウェルター級/5分3R>
ドミニク・スティール(米国)
キム・ドンヒョン(韓国)
※ライト級