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【UFC193】感情的ロンダ「私が王者だと証明する」×落ち着いたホルム「ショックを与える」

15 日(日・現地時間)に豪州メルボルンのエティハド・スタジアムで行われるUFC193「Rousey vs Holm」の公開計量が14日(土・同)に大観衆を集めて行われた。

メインでUFC世界女子バンタム級王座を賭けた戦うロンダ・ラウジーはマーク・ハントを上回る声援を集め、いつものように後ろ手を組んで計量をパス。そのままホーリー・ホルムに歩み寄り、左手を近づけると水分を補給していたホルムが、ボトルを下ろしてすかさず、右腕を内側からロンダに差し伸ばす。まるでカウンターを取ったかのような、見事なやりとり。

「世界にショックを与えるためにここに来たの。彼女の功績は認めているけど、私はこれまでの相手と同じじゃないから」とコメントを残したホルム。UFCの試合内容ではまだまだ──という感が強かったが、大舞台での落ち着きぶりはさすがだった。

一方のロンダは一瞬いつものように照れたような笑顔を見せたが、すぐに険しい表情に戻り、「私は彼女に触れていないし、真似事をしただけなのに彼女は拳を私に押し付けてきた。もう尊敬している振りをするのは終わり。何も彼女が初めて、私に対してパーフェクトプランを練ってきたわけじゃない。私を倒すために完璧なキャンプをしてきた人間じゃない。日曜日、私がチャンピオンであることを証明する」とこれまた迫力満点も、エモーショナル過ぎる点が気になったマイクをした。

いつも公開計量で魅せてくれる世界女子ストロー級王者ヨアナ・イェンジェチックは体重計に乗る前からヴァラリー・レターノーを睨み付け、フェイスオフでは鼻先をぶっつけ、何やら言葉を交わした。「私にとって一番大切な試合。娘を始め皆が協力してくれたことを誇りに思う」とやや緊張した面持ちで話したチャレンジャー。対してヨアナは「今日はシスターデーでラッキー。今日も明日も私のラッキーデー、ベスト尽くせるから」とステアダウン時に話しかけたこと明らかにした。

■ UFC193 計量結果

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ロンダ・ラウジー:134ポンド(60.78キロ)
[挑戦者] ホーリー・ホルム:134ポンド(60.78キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヨアナ・イェンジェチック:114ポンド(51.71キロ)
[挑戦者] ヴァラリー・レターノー:115ポンド(52.16キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マーク・ハント:265ポンド(120.20キロ)
アントニオ・ペイザォン・シウバ:263ポンド(119.30キロ)

<ミドル級/5分3R>
ロバート・ワイッタカー:185ポンド(83.92キロ)
ユライア・ホール:185ポンド(83.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ステファン・シュトルーフ:265ポンド(120.20キロ)
ジャレッド・ロショルト:239ポンド(108.41キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイク・マシューズ:155ポンド(70.31キロ)
アクバル・アレオラ:155ポンド(70.31キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・ノーク:169ポンド(76.66キロ)
ペーター・ゾボタ:169ポンド(76.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・ペロシュ:205ポンド(92.99キロ)
ジャン・ヴィランテ:205ポンド(92.99キロ)

<フライ級/5分3R>
リッチー・ヴァスリック:125ポンド(56.70キロ)
ダニー・マルチネス:125ポンド(56.70キロ)

<ミドル級/5分3R>
ダン・ケリー:185ポンド(83.92キロ)
スティーブ・モンゴメリー:185ポンド(83.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
リチャード・ウォルシュ:170ポンド(77.11キロ)
スティーブ・ケネディ:169ポンド(76.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アントン・ザフィア:170ポンド(77.11キロ)
ジェイムス・ムンタスリ:170ポンド(77.11キロ)

<フライ級/5分3R>
ベン・ウェン:126ポンド(57.15キロ)
ライアン・ベノイ:125ポンド(56.70キロ)

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