【OFC09】ジョンソンがヒジ打ちでシルビアを流血ストップに追い込む
<キャッチウェイト/5分3R>
トニー・ジョンソンJr(米国)
Def.3R3分25秒 by TKO
ティム・シルビア(米国)
1R、ジョンソンが右フックからシングルレッグに入り、そのままテイクダウンを奪う。ヒジを落とすジョンソンは、ハーフガードから立ち上がろうとするシルビアにサッカーボールキック。シルビアが背中を預けて立ち上がると、そのまま左脇を差してケージまで押し込む。シルビアは小手を巻いて右ヒジ。ジョンソンはその状態をキープして細かくパンチとヒザ蹴りを入れる。
ブレイク後、左ミドルとジャブで距離を取るシルビア。ジョンソンもジャブから右のスイングフック、先ほどと同じように右フック→タックルで組みつくが、これはシルビアに切られる。再び試合がスタンドに戻ると、シルビアが右ローを蹴って前に出る。ジョンソンはバックステップしながら右フックを狙うが当たらない。
圧力をかけるシルビアが左ハイとアッパー気味のストレート。ケージ際まで下がったジョンソンだったが、ダブルレッグに入ると回り込むような素早い動きでテイクダウンを奪う。
2R、ここもスピーディなダブルレッグでテイクダウンを奪うジョンソン。ハーフガードのシルビアを寝かせてパンチを落としつつ、それをガードしようと腕を上げると肩固めにもトライする。
フルガードに戻すシルビアだったが、ジョンソンの腕を抱えるだけになる。逆にジョンソンはシルビアの背中をマットにつけさせてパンチとヒジ打ちを落とす。レフェリーはブレイクを命じたが、確実にジョンソンが削る時間となった。
再開後、シルビアがジャブから前に出る。ジョンソンもダブルレッグを狙うが、がぶったシルビアが4点ポジションからヒザ蹴りを入れる。この状態のまま、再びブレイク。再開後、じりじりと前に出るシルビアが右アッパーと打ち下ろすような右ストレートをヒットさせる。
3R、ジャブを当てつつ、ダブルレッグに入るジョンソン。1Rほどのスピーディな動きはないが、そのままシルビアをケージまで押し込む。結果、左脇を差した状態で金網に押し込むと細かくパンチとヒザ蹴りを入れる。
ジョンソンの顔を突き放すようにしたシルビア。距離が開くと左ハイキックを放つが、すぐにジョンソンが組みついて、先ほどと同じ状態に持ち込む。シルビアは小手を巻いたまま、ジョンソンの顔を突き離してヒザ蹴り。
ブレイクになると、左フックを当てて、首相撲からヒザ蹴りを突き刺す。ジョンソンもそれをキャッチするようにしてテイクダウンし、ハーフガードから左ヒジ。この一発でシルビアが右目の上をざっくりとカットし、ドクターチェックが入る。試合続行をアピールするシルビアだったが、レフェリーから試合ストップが告げられた。