【PXC37】レミジオ、見事なムエタイ殺法でホンソンを沈める
<ライト級/5分3R>
レノ・レミジオ(米国/ハワイ)
Def.3R2分09秒 by TKO
チャン・ホンソン(韓国)
1R、ホンソンがすぐに組みついて金網まで押し込む。レミジオはしっかりと脇を差してテイクダウンを阻止する。ガードを高く上げてワンツーで前に出るホンソン。レミジオはそこにヒザ蹴りを狙い、首相撲に持ち込むとヒザ蹴りを連打する。距離を取り直して組みつくホンソンだったが、レミジオは首相撲からヒザ蹴り、離れ際の右フック。
一瞬、バランスを崩したホンソン、すぐにダブルレッグで金網に押し込むが、レミジオは倒れない。逆にレミジオは首相撲でがっちりとロックしてヒザ蹴りとヒジ打ちを乱れ打ち。ホンソンも時折、離れて左右のフックを打つが、レミジオが首相撲でコントロールし続け、ラウンド終了となった。
2R、ホンソンが左フックからダブルレッグ、レミジオは金網に背中を預け、左脇を差し上げて倒れない。レミジオがジャブを伸ばして右スレート。ホンソンはそこに右フックを合わせる、しかし距離が詰まるとレミジオの首相撲に捕まり、金網まで押し込んでもテイクダウンを奪えない。
ブレイク後、レミジオは構えをスイッチしながらインローと首相撲。残り30秒を切ったところで、オーソドックスからジャブ、右アッパーをタイミングよく当てた。
3R、サウスポーに構えるレミジオがワンツー。ホンソンも右フックを当てて組みつく。ブレイク後、オーソドックスのレミジオが顔面とボディにワンツー、前足をすくってテイクダウンを狙う素振りも見せる。
距離が離れて打撃戦になると、レミジオが右ストレートを打ち抜き、ホンソンがダウン。必死に足を利かせようとするホンソンにレミジオが鉄槌とヒジ打ちを落とし、レフェリーが試合をストップ。レミジオが首相撲からのヒジ・ヒザというムエタイ殺法でホンソンをTKOで下した。