【PXC37】タクミ(02)「11月まではPXC王座獲りに専念できれば…」
【写真】負傷欠場した矢地祐介の動向が気がかりだったタクミ、8月大会への継続参戦とトーナメント戦出場が決定してホッとできたか……(C)MMAPLANET
18日(土・現地時間)にフィリピン、マニラのイナレス・スポーツセンターで行われたPXC37で、ジョー・ペシーナに一本勝ちしたタクミ。
当初、今大会は矢地祐介の代役として、PXCフェザー級王座決定トーナメント準決勝でマーク・ストリーグルと対戦予定だった。しかし、ストリーグルの左腕の負傷で対戦相手が変更し、最終的にこの日を迎えていた。
ペシーナに勝利後、観客席で他の試合を観戦しようと席についたタクミの2列後に当のストリーグルが座っており、「8月に戦おう」と健闘を誓い合った両者、この前にタクミはPXC側から8月大会でストリーグルと準決勝をオファーするということが聞かされていた。
<タクミ ペシーナ戦詳細とインタビューPart.01はコチラから>
――勝利後、残りの試合を観戦しようかと、ガードマンに進められた席へ行くと後ろにマーク・ストリーグルがいましたね。
「そうですね。8月に改めてトーナメント準決勝を戦うことが決まりました」
――ペシーナ戦の一本勝ち後、彼と戦うことが即決定したというわけですね。
「この試合に出て良かったです。ストリーグルはナイスガイでしたね(笑)。まぁ、ベルトを獲るため試合ですし、しっかりと勝ちたいです。ノリピー(田中路教)の試合直前だったので、もう一つのトーナメント準決勝(キム・ジャンヨン×ネイト・ソーレル)は見られなかったんですが、とにかく8月に勝って、決勝に出られるように今度はしっかりと調整できるので頑張ります」
――PXC、初参戦を終えてどんな印象を持ちましたか。
「良いイベントだったと思います。凄く盛り上がっていたし、お客さんもよく入っていた。日本もこういう風に盛り上がればなと率直に思いましたね。
僕は国内外とか開催地云々でなく、誰と戦うのかという部分が大切なので良い相手がいればどこでも戦いたいという気持ちでいます」
――契約的に制約はないのですか。
「PXCとの契約では、海外はPXCのみで国内は自由なんです。とりあえず、11月の決勝までPXCに専念したいです」
――パンクラスの防衛戦も頭に入れないといけない立場にあると思うのですが……。
「そうですね。まぁ、今日はフィリピンで初めて勝てたしPXCのベルトを獲りたいっていう気持ちでいっぱいです。11月までPXCのベルトを獲ることだけを考えていければ嬉しいです」